【重要】労働だけの特殊なお知らせを掲載します。本番前に非表示対応

サービス残業になりやすい勤務形態は?

年俸制型

年俸制型

会社の中には、1年間でいくらという形で年俸契約をしている場合、年俸に残業代を含めているなどと言って、正当な残業代を支払っていないというケースがあります。

例えば、年額500万円を支給するという契約をしている従業員に対して、何時間残業させても、年額500万円を超える賃金については一切支給しないというケースです。

Point

年俸制にしたからといって、会社が残業代を支払わなくて良くなるわけではありませんから、従業員が時間外労働を行った場合には、残業代は発生します。
つまり、年俸制だから残業代が発生しないというのはまったくの誤解なのです。

メールでのお問い合わせ 無料診断!残業代チェッカー

上限設定型・下限設定型

会社が毎月の残業時間の上限を決めて、その上限までは支払うけれどもそれ以上は支払わないというケースがあります。
例えば、月10時間の残業までは会社で認めているが、その時間を超えた残業代については、支給しないというケースです。

逆に毎月の残業時間の下限を決めて、その下限までは支払わず、それ以上の残業代のみ支払うとしているケースもあります。例えば、月10時間の残業まではタダでさせて、その時間を超えた残業代だけを支給するというケースです。

Point

時間外の労働については、残業代は発生します。
たとえ、従業員が会社の上限・下限設定に同意していたとしても、残業代は発生します。

メールでのお問い合わせ 無料診断!残業代チェッカー

非管理監督者型

役職者に対し、残業代の管理が面倒だということで、毎月一定額を支払っていることを理由に、従業員がどれだけの時間残業しようとも一定額以外は支払わないという会社もあるようです。
例えば、毎月基本給のほかに役職手当として5万円を支給していて、たとえ何時間残業しようとも5万円以上の残業代は一切支給しないというケースです。

Point

見かけ上、役職を付与していても、実質的に管理監督者といえるほどの権限を与えられていない場合は、法律上の「管理監督者」とはいえず、残業代の支払を請求できます。
ちなみに管理監督者といえるかどうかについては、会社内で重要な権限を持っているかどうか、会社から勤務時間を管理されていなかったかどうか、十分な待遇を受けていたかなどの事情から総合的に判断されます。

くわしくは次の「名ばかり管理職」のページをご覧ください。

メールでのお問い合わせ 無料診断!残業代チェッカー

定額型

会社によっては、固定残業代を支給して、実際の残業時間に関わらず固定残業代以上の残業代を支払わない会社もあるようです。固定残業代を支払うこと自体は問題ありませんが、固定残業代が予定している残業時間を超えて残業をした場合には、別途残業代の支払が必要となります。

Point

固定残業代を支払っていても、会社はきちんと残業時間に見合った残業代を払わないといけません。

メールでのお問い合わせ 無料診断!残業代チェッカー

労働時間非管理型

従業員の労働時間を正確に把握することができないという理由で、把握していない時間の残業代を支払っていない会社もあるようです。
例えば、外回りの多い営業職の従業員や、日夜研究開発にはげむ従業員の労働時間を会社が把握できないから、把握できない時間は残業代として認めず、支給しないというケースです。

Point

従業員の労働時間を把握することは会社の義務ですので、会社が従業員の労働時間を正確に把握できないことを理由に残業代の支給を拒むことはできません。
労働時間を正確に把握できないという業務の特性に対応した労働時間制度(事業場外労働のみなしなど)などでない限りは、やはり時間外労働については、残業代が発生します。

職業別・働き方別の残業代

自分の職業は残業代を請求できる?
みなし残業制、歩合給、年俸制の場合は?
職業別・働き方別の残業代の疑問を解決!

追加費用0円で家族も補償対象に 月額2,950円で弁護士費用を補償

弁護士費用保険のススメ

今すぐには弁護士に依頼しないけれど、その時が来たら依頼を考えているという方には、ベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。

何か法律トラブルに巻き込まれた際、弁護士に相談するのが一番良いと知りながら、どうしても費用がネックになり相談が出来ず泣き寝入りしてしまう方が多くいらっしゃいます。そんな方々をいざという時に守るための保険が弁護士費用保険です。

ベンナビ弁護士保険に加入すると月額2,950円の保険料で、ご自身やご家族に万が一があった場合の弁護士費用補償(着手金)が受けられます。残業代請求・不当解雇などの労働問題に限らず、離婚、相続、自転車事故、子供のいじめ問題などの場合でも利用可能です。(補償対象トラブルの範囲はこちらからご確認ください。)

ご自身、そして家族をトラブルから守るため、まずは資料請求からご検討されてはいかがでしょうか。

ベンナビ弁護士保険に無料で資料請求する

提供:株式会社アシロ少額短期保険 KL2022・OD・214