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よくある質問

仕事が与えられていないのは、退職勧奨にあたりますか?

弁護士
違法な退職勧奨の可能性があります
会社が、労働者を退職させるために、仕事を与えないなどの嫌がらせを続けることは、違法な退職勧奨にあたる可能性があります。

そもそも退職勧奨とは、会社が労働者に退職をすすめる行為です。
退職するかどうかが労働者の自由意思に委ねられているのであれば、退職勧奨は適法ですが、自由意思を妨げる態様で行われた場合には、違法です。

会社が退職させたい労働者に対して、

・仕事をまったく与えない
・無意味な仕事を割り振る
・職場から孤立させる

などの不当な心理的圧迫を与えることは、労働者の自由な意思形成を阻害するものといえますので、違法な退職勧奨となる可能性があります。

退職勧奨の対処法
違法な退職勧奨を受けたものの退職する意思がない場合には、退職を拒否するようにしましょう。
また、退職に応じる場合でも会社との交渉次第では退職条件の上乗せが見込める可能性もあります。

ご自身で対応するのが難しいという場合には、まずは、弁護士にご相談ください。

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