労働基準監督署が企業に対して監査(臨検監督)するときには、労働基準監督署の監督官が企業を訪れます。事前に予告がある場合もありますが、抜き打ちで監査に来るケースもあります。
労働基準監督官が企業を訪れると、身分を告げた上で、代表者や責任者からのヒアリング調査、労働関係帳簿の確認、勤務実態についての調査などを行います。
調査で、法違反等の問題があると認めた場合には、口頭による改善指示を行ったり、是正勧告書や指導票を交付したりします。その結果、企業が違法な状態を改善することが期待できます。
もっとも、労働基準監督署の指導・是正勧告には強制力があるわけではないため、悪質な企業の場合には、労働基準監督署からの指導・是正勧告に応じないケースもあります。
労働基準監督署にご相談いたただいても、問題の解決が見込めない場合には、
弁護士にご相談いただくことをお勧めします。
労働基準監督署について、詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
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