【重要】労働だけの特殊なお知らせを掲載します。本番前に非表示対応

不当解雇・退職勧奨の解決事例

2024年05月27日
引き抜き転職の直後にトラブルに巻き込まれ、責任を押しつけられて退職勧奨…労働審判で500万円の解決金を得た

  • 男性/60代
    • 退職勧奨
    • 労働審判
    • 製造業
    60代/男性/製造業
    解決結果

    労働審判で500万円を得て解決

ご相談に至った経緯

Aさん(仮名)は、大手企業で長年勤めた後、引き抜かれるかたちで同業のスタートアップ企業に転職しました。Aさんは、採用と同時に、大きなプロジェクトのリーダーに任命され、リーダーとしてそのプロジェクトを進めました。

その中で、入社直後に、Aさんの責任とは考えられないトラブルに巻き込まれることになり、その責任を押しつけられるかたちで、退職勧奨を受けることになりました。

Aさんは退職勧奨について拒否の意思を示しましたが、会社は、Aさんに終期を示さない自宅待機の命令を出しました。
その結果、Aさんは、自身のみでは解決までの道筋が見えない状況に追いやられることになり、弁護士に相談することを決意しました。

ご相談内容

Aさんにとっては、大手企業で積み重ねたキャリアをリセットするかたちでの転職でしたので、引き抜かれた直後に「あなたはこの会社では必要ないので辞めてほしい」という宣告を受けたことに納得できるはずもなく、弊所へ相談に訪れました。

Aさんとしては、会社に戻りプロジェクトを成功させたいという思いも強い一方で、入社直後にこのような事態になり現実的に働き続けることは困難だろうという思いも強く、現実的な解決として、せめて、これまでのキャリアをリセットしたことも含めて正当な退職条件を示してほしいという意向でした。

ベリーベストの対応とその結果

弁護士は、受任直後、正当な退職条件が示されないかぎり退職勧奨に応じる意向はない、旨の内容証明郵便を送りました。

これに対し、会社側は、Aさんに解雇するとの意思表示をし、徹底抗戦の構えを示しました。弁護士は、裁判外で交渉を重ねても時間が無為に過ぎるだけであると判断し、労働審判を提起しました。

その結果、会社側が引き抜いた等の経緯も踏まえてもらうかたちで、500万円の解決金で合意退職することで和解がまとまりました。
Aさんも納得できる解決ができたことで、過去に区切りをつけ、新たな道を歩むことができました。

解決のポイント
交渉開始前及び労働審判提起前の時点で、綿密な打ち合わせを重ねましたが、特に、労働審判期日前に、会社が当日になって主張するだろう内容や、裁判官や労働審判委員から質問されるだろう内容を事前に予測して、それに対する内容を綿密に打ち合わせていたことが、Aさんが納得できる解決につながったポイントです。

  • ご依頼者様の守秘義務の観点から、一部、内容を抽象化して掲載しております。
解決事例一覧へ戻る

1人で悩むより、弁護士に相談を

追加費用0円で家族も補償対象に 月額2,950円で弁護士費用を補償

弁護士費用保険のススメ

今すぐには弁護士に依頼しないけれど、その時が来たら依頼を考えているという方には、ベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。

何か法律トラブルに巻き込まれた際、弁護士に相談するのが一番良いと知りながら、どうしても費用がネックになり相談が出来ず泣き寝入りしてしまう方が多くいらっしゃいます。そんな方々をいざという時に守るための保険が弁護士費用保険です。

ベンナビ弁護士保険に加入すると月額2,950円の保険料で、ご自身やご家族に万が一があった場合の弁護士費用補償(着手金)が受けられます。残業代請求・不当解雇などの労働問題に限らず、離婚、相続、自転車事故、子供のいじめ問題などの場合でも利用可能です。(補償対象トラブルの範囲はこちらからご確認ください。)

ご自身、そして家族をトラブルから守るため、まずは資料請求からご検討されてはいかがでしょうか。

ベンナビ弁護士保険に無料で資料請求する

提供:株式会社アシロ少額短期保険 KL2022・OD・214