発生している残業代の金額は、その方の賃金の額や残業時間、未払いの期間によって大きく異なります。
賃金の額が高い方、残業時間の多い方、未払い期間の長い方は残業代が高額になりやすい傾向にあります。
残業代がいくらかわからないときには、以下のようにして計算しましょう。
【計算式】
1時間あたりの給与額(月給÷月平均所定労働時間)×残業時間×割増率
割増率は、1日8時間、1ヶ月40時間の法定労働時間を超えて働いたら1.25倍、深夜10時から翌朝5時前の深夜労働のケースで1.25倍、法定休日労働のケースで1.35倍となります。
たとえば1時間あたりの給与額が3000円の方が1ヶ月に30時間残業したら、未払い残業代は3000円×30×1.25倍=11万2500円となります。
ですが、変形労働時間制が適用される場合や、1時間当たりの給与額を算出するにあたってどこまでを計算の基礎に含めてよいか判断に窮するなど、残業代の計算が困難な場合もあるでしょう。
そのような場合、弁護士であれば法的に正しい計算をすることができます。
ご自身の残業代が分からない方は、弁護士にご相談ください。
弁護士へのご相談前に、おおよその残業代を簡単に知りたい方は、
残業代チェッカーをご利用ください。