よくある質問
リストラとレイオフの違いは何ですか？
アメリカではレイオフともいう制度があることを、ニュースで知りました。
日本ではあまり聞かない言葉ですが、リストラとレイオフは何が違うのですか？
■レイオフとは
レイオフとは、会社の業績が悪化した際に、労働者を一時的に解雇することをいいます。
レイオフは、あくまでも一時的な解雇ですので、会社の業績が回復した場合には、解雇された労働者を再雇用することが前提の制度です。
レイオフを利用することで、会社は、人件費を大幅に削減することができるとともに、優秀な人材が他社に流出するのを防ぐことができます。
■リストラとは
リストラとは、会社の業績が悪化した際に行われる解雇の意味で使われることが多く、「整理解雇」と呼ばれるものです。
リストラとレイオフは、両方とも人件費の削減を目的として行われる解雇という点では共通します。
しかし、リストラは、解雇された労働者が再び雇用されることはありませんので、その点にレイオフとの違いがあります。
日本では、労働者保護の観点から厳格な解雇規制が設けられていますので、簡単に労働者を解雇することができません。
そのため、アメリカなどで行われているレイオフを日本で実施するのは難しいでしょう。
もしも、リストラに関して会社とトラブルになった場合には、弁護士にお問い合わせください。
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