ご相談に至った経緯
Aさんは、ご自身で勤務先に残業代の支払いを請求しましたが、勤務先に支払いを拒否されました。
「残業代を支払ってもらえないのはおかしい」とお考えになり、弊所にご相談されました。
弁護士が粘り強く交渉し、残業代500万円を得た
Aさんは、ご自身で勤務先に残業代の支払いを請求しましたが、勤務先に支払いを拒否されました。
「残業代を支払ってもらえないのはおかしい」とお考えになり、弊所にご相談されました。
Aさんは毎日20分程度程度の残業をしているので、その残業代請求ができないかをご相談されました。
Aさんは労働契約書がないことを不安に思われていましたが、給与明細及びタイムカードなどその他の資料はほとんど揃っていました。
弁護士がAさんがご持参されたタイムカードを確認したところ、毎日20分だけではなく、1時間~2時間分の残業代を請求していける余地があることが確認できました。
「金額にして数百万円を請求できる可能性がありますので、弁護士を立てて請求をしたほうがいい」ことをお伝えしたところ、ご契約いただきました。
勤務先に残業代計算に必要な一切の資料の提出を求めたところ、勤務先が代理人弁護士をたてました。
ベリーベストの弁護士と相手方代理人の弁護士との交渉となりましたが、相手方弁護士の反応が悪く、資料開示の再三の依頼にも応じていただけない期間が数か月ありました。
それでも、しつこく資料の開示を求めたところ、ようやく相手方弁護士から必要書類一式が開示されました。
開示された資料一式に基づき残業代を計算したところ「595万5610円」となりました。
ベリーベストから上記金額の支払いを相手方弁護士に求めたところ、「ある程度は払うつもりであるが、こちらの計算を待ってほしい」と言ってきました。
その後、ベリーベストから回答の催促を再三行いましたが、「もう少し待ってほしい」の一点張りで、このまま待ち続けると時効によって残業代が請求できなくなる可能性がでてきました。
そこで、「これ以上待てないので法的手段に移行します」という趣旨の連絡を相手方弁護士にしたところ、あっさりと「500万円」を支払うという回答がかえってきました。
上記金額は裁判になっても認められる可能性は低いものなので、Aさんには上記金額にご納得いただき、交渉段階での和解となりました。
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