- ベリーベスト法律事務所
- 社会保険労務士法人ベリーベスト
ベリーベストに入所する前は、法テラスのスタッフ弁護士として6年間勤務していました。
それ以前は、東京弁護士会の公設事務所、大阪弁護士会の個人事務所に勤務していました。大阪時代は企業法務を中心に仕事をしていましたが、公設事務所、法テラスでは個人事件を中心に仕事をしていました。
また、公設事務所以降、法科大学院の臨床法学教育に関わるようになり、その関係でスタッフ弁護士のときにイリノイ大学の客員研究員として1年間の留学を経験しました。
スタッフ弁護士時代は、司法アクセスを改善するため、司法過疎地での活動、民事法律扶助等を担当しましたが、対象としていたのは主に個人でした。
法テラスは、特に高齢者や障害者を対象とした司法アクセスの改善に取り組んでおり、そのことは重要ではありますが、私は元々企業法務も扱っており、日本には司法アクセスに障害を持つ中小企業も多いため、個人だけでなく中小企業も対象とするトータルな司法アクセスの改善に取り組みたいと考えたのが転職の理由です。
通常の法律事務所では企業法務と個人法務のどちらかに比重を置くことが多いですが、ベリーベストでは、個人法務と企業法務のいずれにも同様なアプローチをしているところが特徴的と思います。
入所前は債務整理で急成長した事務所との印象がありましたが、実際には各弁護士がそれぞれの経験を踏まえて様々な業務を取り扱っており、多様性のある事務所という印象を持っています。
私自身、入所して以来、取り扱う業務分野が増え、弁護士としての幅が拡がっていることにやりがいを感じています。
取り扱う案件については、元々幅広く取り組んできたので、特に分野の限定はありません。
ただ、他の弁護士があまり扱わない分野、外国人を対象とする事件(渉外家事事件等)や国際的な取引に関わる企業法務を扱うことが比較的多いと思います。また、ベリーベストには、毎年多数の新人弁護士が入所するので、彼らの業務をサポートするため各種支援を行っています。
私は、臨床法学教育に長年関わってきましたので、その経験が支援体制の構築に役に立っています。
タイムリーに仕事をすることを重視しています。
例えば、ラーメン屋でラーメンを頼んで出てくるまで一時間かかったとしたら、どれだけ味が良くてもサービスとしては失格です。
それと同じことで、リーガルサービスも依頼者にタイムリーに提供してこそ意味があるので、的確で迅速な仕事を心掛けています。
今後の事務所は、国内拠点、所属する弁護士、外国法弁護士、隣接職種が増え、あらゆる案件にワンストップで対応できる体制が構築されていき、これまで日本にはなかった総合病院型の大型事務所になると考えています。