- ベリーベスト法律事務所
- 社会保険労務士法人ベリーベスト
弁護士になったら一般民事事件を担当したいと考えていましたが、企業法務の仕事にも関心があったので、幅広い業務を行える事務所を探していました。ベリーベスト法律事務所は一般民事分野の仕事はもちろんですが、企業法務の仕事をすることもできることを聞き、ベリーベスト法律事務所の面接を受けることにしました。面接の中で、代表から今後の事業展開等についてのお話を聞き、様々な分野に業務を拡大中であることがわかったため、自分自身の可能性を広げられると思い、ベリーベスト法律事務所に入所することに決めました。
入所してよかったと感じることは、事件処理にあたっての裁量が大きいということです。最初こそ先輩弁護士と一緒に事案に対応することはありますが、途中からは誰に監督されることもなく自分の思ったように事件処理をすることができます。仕事の進め方も個人の裁量に委ねられていますので、コアタイムさえ守っていれば、早めに帰ることも自由にできます。そのような自由な空気が魅力の一つだと感じています。
現在私は大宮オフィスにて勤務をしていますが、入所する前までは、指導体制について不安を抱いていました。最初に研修があることは知っていましたが、いきなり仕事を丸投げされる、放置されるなどしたらどうしようという不安があったのです。しかし、勤務開始から3か月程度は、先輩弁護士と一緒に案件対応をさせていただき、じっくりと指導をしていただきました。依頼者相談への同席、受任後の依頼者対応、相手方や裁判所へ提出する準備書面等の起案等、様々なことを勉強させてもらいました。
先輩方もフレンドリーで話しやすく、私が質問しても、嫌な顔一つせずに、回答していただいたり、議論に応じてくれたりと、安心して業務に臨むことができましたし、結果として比較的早く独り立ちをすることができました。もちろん、一人で事件処理をするようになってからも、わからないことや対応に迷うことがあれば、遠慮なく質問していましたし、それにも快く応じていただいていました。
このように、諸先輩方からしっかり教えていただける環境が私を成長させてくれたと思います。今現在も、自分の案件について他の先輩に意見を求めることは多いですし、そのような環境は大きなメリットだと感じています。
私はロースクールに入る前に通信系の会社で働いており、そこではネットワークの監視業務とコールセンター業務を行っていました。コールセンター業務では、海外で携帯電話のトラブルを抱えている方から連絡が入る部署でしたので、日常的に困っている方や怒っている方の対応をしていました。コールセンターですので、対面でやり取りをすることはありませんが、その分、何ができずに困っているのか、その原因はなんなのか、それを電話のやり取りの中で聞き取り、解決しなければなりませんでした。
今考えてみると、前職の経験は今の仕事に大きく役立っていると感じます。ご相談にいらっしゃる方の大半は何らかの事情でお困りの方々ですので、そうしたご相談者様の不安や苦悩をしっかり聞くことが信頼につながりますし、その方の安心にもつながります。また、交渉相手が感情的に言ってきたとしても、その発言に感情的に振り回されることもありません。前職での経験がこうした形で活きてくるとは思いませんでした。
現在は大宮オフィスの弁護士として、離婚案件、労働案件、交通事故案件を主として、相続案件や債務整理案件、これらに属さない一般案件の対応をしています。これら以外にも、数は多くありませんが、顧問先から契約書の作成や、契約書のリーガルチェックを頼まれることもあります。また、現時点では刑事案件は受け持っておりませんが、刑事案件の対応も行っています。
件数で言えば、離婚案件が35%、労働案件が20%、交通事故案件20%、債務整理案件15%、その他の案件10%という割合です。一時期は労働案件をもっと抱えていたのですが、解決が重なった関係で割合が減っています。ご相談自体も離婚案件と労働案件が多いので、これらの案件の割合が増える傾向にあります。
勤務開始が10時からですので、子どもを幼稚園に送ってから出勤しています。新規の相談や裁判期日が入っていなければ、午前中は届いているメールの対応、午後は交渉等の電話対応、夕方以降に起案をすることが多いです。
委員会活動については、事務所の案件の対応さえできていれば何も言われませんので、私は今現在2つの委員会に所属しています。また、個人案件についても受任は自由ですので、個人事件の依頼者と業務時間中に電話やメールでやり取りすることはもちろん、事務所の相談室で打合せをすることもあります。
裁判所への書面の締め切りが近いときには遅くまで働いていることもありますが、メリハリをつけて週に1、2度は定時で帰宅し、家族と過ごす時間を確保するようにしています。休日は家族の時間を大事にしたいため、よほど仕事が溜まっていない限りは、事務所に出勤することはありません。
入所してすぐに、東京オフィスにて、新人弁護士全員で各分野について2週間程度の研修を受けます。ここで具体的な事案についての基礎的な知識を学びます。基本的には座学形式で行われますが、教科書的な話だけではなく、具体的な事案解決をもとにしたアドバイスや注意を聞くことができます。刑事事件の研修では、模擬示談交渉が行われ、示談交渉の難しさを痛感しました。このときの示談交渉ほど厳しい被害者の方には出会っていないので、いい経験になりました。
私は東京オフィス以外の配属でしたので、この東京オフィスでの研修が終わってからは別の拠点で研修を受けています。研修と言っても座学ではなく、実際の相談に同席する、裁判所の調停期日や労働審判の期日に同行する等、弁護士としての業務を間近で見ながら勉強させていただきました。また、相手方や裁判所に提出する書面を起案する機会も多くあり、失敗をしたことも多くありましたが、その度に丁寧に指導していただき、徐々に業務を覚えていくことができました。
慣れてきたらあとは実践あるのみです。最初は先輩に同席してもらい、相談に対応していましたが、途中からは一人で対応するようになりました。数をこなすうちに徐々に説明もうまくなりますし、知識もついてきます。その繰り返しを経て今に至ります。
一昔前と違い、法律事務所は他の法律事務所と競争し、勝っていかなければ生き残ってはいけなくなりました。そしてこれは個々の弁護士も同様だと思います。このような環境の中でも、ベリーベスト法律事務所は、ウェブ広告やマーケティングの活用等により、多くのご相談をいただいております。つまりより多くの案件に接する機会が用意されているということです。
代理人として自らが矢面に立って行動することから得られる経験値は、書籍や研修からの学びとは比較にならないほど自分を成長させてくれます。ベリーベスト法律事務所は、一般民事の案件だけでなく、企業法務や事業承継等、様々な分野に挑戦することができる環境が用意されています。やる気次第でいくらでも成長することができます。様々な分野の案件を担当してみたい、より多くの経験を積みたいということであれば、ベリーベスト法律事務所に入所されることをお勧めします。