CROSS TALK INTERVIEW
パラリーガル×弁護士対談

パラリーガル×弁護士対談

弁護士との関係は「想像以上に親しみやすかった」
成長中の事務所だからこそ、パラリーガルにとって多くのチャンスがある

A.Mさん
A.M パラリーガル

刑事事件専門チームのパラリーガル。警察官、旅行業界を経験した後、ベリーベストへ入所。現在はパラリーガルのマネジメント業務にも従事。趣味はスポーツ観戦、旅行。

巽 周平
巽 周平 パートナー弁護士

パートナー弁護士。刑事事件専門チーム、B型肝炎訴訟チームのマネジャーを兼任。趣味はバスケットボール、ロードバイク。

警察官、旅行会社を経てベリーベストへ

巽弁護士
A.Mさんは中途入社ですが、パラリーガルになる前は何をされていましたか?
パラリーガルA.M
話せば長くなるのですが、大学は法学部でした。卒業後は、警察官になって辞めてからカナダにワーキングホリデーに行き、現地では日系の旅行代理店で働きまして、帰国後も7年ほど旅行会社に就職していました。合計で10年ほど旅行業界にいたことになりますね。
巽弁護士
旅行会社から法律事務所に転職しようと考えたのはなぜでしょうか。
パラリーガルA.M
法学部出身でしたし、もともと法律には興味がありました。もう一度法律に関わってみたいと思ったきっかけは、旅行会社での商品作りの仕事でした。旅行商品を作るときは、旅行業法をはじめとした、さまざまな法律の知識が求められます。そういった業務の中で「やっぱり法律っておもしろいな」と原点に立ち返った次第です。
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未経験でも直ぐに馴染めたのは、充実した研修と先生方の親しみやすさ

巽弁護士
実際、ベリーベストにパラリーガルとして入所してみて、想像していたような仕事内容や環境でしたか?
パラリーガルA.M
ある程度は予想していた通りでしたね。旅行業界も手配が仕事で、お客さまと元請けの旅行会社の橋渡しをする仕事です。パラリーガルも弁護士とお客さまをつなぐという意味では同じ感覚でした。
巽弁護士
たしかに、ある意味共通点がありますね。パラリーガルはお客さまと直接やりとりをすることが多いですが、そのあたりはどのように感じましたか?
パラリーガルA.M
そこは「こんなにたくさんのお客さまとお話しをするのか」という驚きはありました。これまでの仕事では、個人のお客さまよりも、企業側とお話しすることが多かったので、電話対応ひとつとってみても配慮の仕方が全く違います。ただ、ベリーベストは研修制度が整っているので、未経験の業務に戸惑うことはありませんでしたね。
巽弁護士
ベリーベストの弁護士の印象はどうですか?
パラリーガルA.M
想像以上に親しみやすいと感じました。ベリーベストにはサークル活動もあって、そこでは職種に関係なく楽しんでいます。
巽弁護士
パラリーガルと弁護士は同僚というイメージですよね。私たちが間違えればパラリーガルから指摘されますし、上下関係などはなく対等なパートナーとして仕事をしています。
パラリーガルA.M
先生方は、私たちパラリーガルが気を遣わないように配慮してくださっているので、関係が深まりやすいですね。先生方は気さくに話しかけてくださったり、仕事以外の話をしたりすることもあります。
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メリハリをつけた働き方でオンもオフも楽しむ

パラリーガルA.M
そういえば、巽先生と最近は飲みに行けてないですね。
巽弁護士
コロナ禍以降は飲み会が減ってしまいましたが、以前はよく、A.Mさんとは神宮球場へ野球観戦に行っていましたよね。
パラリーガルA.M
事務所の外では野球の話ばかりしていますよね(笑)。毎日、プレイボールの時間から球場に行けるほど早く帰れるわけではありませんが、前職と比べると自分の時間がしっかりとれるようになりました。
巽弁護士
弁護士もパラリーガルも自分の業務が終れば早く帰っていますよね。パラリーガルは定時でサクッと帰る所員が多いのではないでしょうか?
パラリーガルA.M
早く帰るときは早く帰る、頑張る日はしっかり頑張る、という感じでメリハリを付けて働いている所員が多いですね。休みをとりやすいのは全員に共通していると思います。
巽弁護士
プライベートの用事や体調を崩したような場合でも休みがとりやすい環境ですよね。コロナ前は旅行などで長期休暇を取得する方もいましたし、急なお休みの場合も周囲からのフォローがありますね。
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弁護士と連携してお客さまのピンチを救う

巽弁護士
パラリーガルの仕事の魅力はどのような点にあると思いますか?
パラリーガルA.M
私が担当している刑事事件は、お客さまから感謝の言葉をいただくことが多い分野ということもあり、お客さまにとって良い結果になったときは、やはりうれしいですし、やりがいを感じます。
巽弁護士
刑事事件のお客さまは大変な状況になっていることが多いですから、しっかりと対応できたときは喜んでいただけますよね。
パラリーガルA.M
個人的には、巽先生と連携をした裁判員裁判の案件は、やりがいがありました。先生とチームで取り組んでいる一体感が強く、とても印象深く残っています。
巽弁護士
A.Mさんをはじめとしたパラリーガルの方々は、私たち弁護士にとっては弁護士業務を遂行する上で欠かせない存在です。「助かっている」という次元を超えていて、もはや、いなくては仕事ができません。中でもA.Mさんには随分と配慮してもらっていますよ。
パラリーガルA.M
そう言っていただけるとうれしいです。巽先生もそうですが、先生方はお忙しいので、できるだけ先生の労力が最小限になるようなコミュニケーションを心がけています。たとえば、メールを送る場合は、最小限のやりとりで済むように、質問事項や問題点を明確にして答えやすくしておくことを心がけています。直接お話をしたほうが早いなと思ったときは、先生のデスクに出向いています。
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伸び盛りの法律事務所だから未経験でもチャンスがある

巽弁護士
今は案件対応だけでなく、マネジメントも担当していらっしゃいますよね?
パラリーガルA.M
ありがたいことに入所して4年で係長になりまして、今はパラリーガルのマネジメントもさせていただいております。パラリーガルのシフト調整や業務フローの改善といった業務に励んでいます。
巽弁護士
私もマネジメントが業務の中にだいぶ入ってきておりますので、A.Mさんとはたくさん連携していますよね。「あの連絡が遅れていますよ」など、いい具合にお尻をたたいてもらっています(笑)。
パラリーガルA.M
そこはお互いさまです。ベリーベストはまだ新しい法律事務所ですし、規模がどんどん拡大していますので、パラリーガルにとって、職場においてさまざまなチャンスがあるという点が良いなと思っています。
巽弁護士
パラリーガルとしてはもちろん、人材育成や業務フローの改善などにも挑戦したい方、伸び伸びとした組織で、実力を発揮したいと考えている方には向いているのではないでしょうか。

マネジメントスキルも案件対応スキルもさらに磨いていきたい

巽弁護士
A.Mさんはこの先の目標や、やりたいことはありますか?
パラリーガルA.M
マネジメントスキルをもっと身につけたいですし、新しい業務フローを作るような仕事にも取り組みたいです。欲をいえば、案件にももっと深く関わっていけたらと思います。マネジメントの業務が増えて、直接的に関わる案件が減ってしまったので……。マネジメントと案件の両方をバランスよくこなしながら、どちらのスキルも身につけられたら最高ですね。
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