パラリーガルインタビュー

業務内容を教えてください

裁判に有利な証拠を提出するため、医療記録（カルテ）の精査

医療機関から取得した医療記録（カルテ）の中身を精査し、裁判に有利な証拠を提出するように整えていきます。具体的には、①弁護士指導の下、医療記録を精査する　②一人一人に合わせた引継ぎ一覧表を作成し、取得した医療記録からどのようなリスクがあるのかを洗い出し、担当弁護士と共有する。また、裁判提起するに当たり不足している書類がある場合は、顧客対応チームの担当事務に案内を依頼する。　③被告（国）から指摘を受けた場合に、再度構成内容を見直し、反論体制を整えるサポートを行う。

ベリーベスト法律事務所を選んだ理由はなんですか？

全くの未経験でも、整った教育体制のもと一から教えてもらえる

医療専門職からの転職で、法律業界は全くの未経験でしたが、未経験でも教育体制が整っておりきちんと一から教えてもらえるところが安心できると感じた点、これまで臨床の現場で知らず知らず身につけていた知識が、そのまま活かせる点です。

やりがいを感じる時はどんな時ですか？

自分の仕事で依頼者を救うことができる点が大きい

やはり、自分が医療記録を精査した依頼者の方が国と和解になったことを知った時や、依頼者の方から電話や手紙でお礼を言われた時です。国の過失により感染症に罹患したことで、いわれのない差別を受けたり、大変な治療を受けるなど被害を被った方を、自分の仕事で救うことができるという点では大きな社会貢献になっていると感じます。

また、医療チームでは医療記録を精査するのがメインの業務ですが、その中から裁判上に有利な記載を発見したり、医師が書いた診断書の内容を、こちらの主張通りに変更してもらえたりする時には、やりがいを感じるとともに、まだまだ勉強しなければならないと感じることも多々あります。

ベリーベスト法律事務所で働く魅力はなんですか？

法律学部出身だけでなく、様々な経験を持ち寄って仕事ができる

設立してから日が浅く、所員の年齢層が若いということもあるかもしれませんが、自由な企業風土であると思います。バックグラウンドも法律事務所での勤務経験があったり、法学部出身ではない人が大勢いるため、それぞれがこれまでの経験を持ち寄って、得意分野を活かしながら仕事ができていると感じます。

もちろんいい事ばかりではないですが、固定観念があまりないため、自分の意見やアイデア次第では、部署全体を動かすことも可能で、組織全体として伸びしろが大きい点は魅力かと思います。

また、ベリーベストに限ったことではないかもしれませんが、法律事務所で働くと、的確な文書構成能力や、正しく美しい日本語を話せるようになり、将来、必ずどこかで自分のためになる知識がつくと思います。

女性の働きやすさについて教えてください

産休・育休を取りやすく、子育てしながら働ける環境

B型肝炎部に関していえば、アルバイトの方をのぞいてはほぼ全員が女性です。所属したまま、結婚・妊娠・出産が可能で、産休や育休はきちんと取得できる体制が整っており、実際小さいお子さんを子育てしながら働いている所員もいます。また、新しいことを素直に吸収する意思があれば、どのような年代でも働きやすいと思います。

今後の目標について教えてください

和解できる件数とスピードを上げていきたい

B型肝炎訴訟の提訴件数（国に対して裁判を起こしている依頼者の数）でいうと日本一となっており、その点は維持しつつ、今後は国と実際に和解に至る人の件数やスピードを上げていきたいと願っています。

就職活動中の方々にメッセージをお願いします

今まで培ってきた経験が、ベリーベストでは必ず何らかの形で活かせる

ご自分がこれまで社会人として培ってきた経験をそれぞれお持ちだと思いますが、ベリーベストには必ずそれを何らかの形で活かせる場面があります。

また、専門的な知識が非常に早く身につく点は他の事務所にはない魅力だと思います。業界未経験であっても意欲的にチャレンジする意思がある方はぜひ、応募していただきたいと思います。様々なバックグランドの方と一緒に働けることを楽しみにしています。