藤井 啓太
退職者インタビュー

ベリーベストでは最速で経験値を獲得
独立後もさらなる事業拡大を目指す

藤井 啓太Keita Fujii
大阪バディ法律事務所 / 64期
※所属や役職、業務内容はインタビュー当時のものです。
当時、ベリーベストへ入所しようと思った理由を教えてください。

司法修習が終わって入所したのがベリーベストでした。私がベリーベストを選んだ理由は、面接で代表の酒井先生のお話を聞いて、「おもしろそうだな」と感じたからです。当時はまだ珍しいネットでのマーケティングを起点として集客するというお話に感銘を受けました。法律事務所はサービス業という考え方も新鮮でした。

ベリーベストに入所して良かったと感じたエピソードを教えてください。

ベリーベストはとにかく独り立ちをするのが早いです。ほかの事務所であれば3年程度はボスが受任した案件の一部を引き受けたり、法律相談を担当したりといった働き方が一般的だと聞いていました。

ベリーベストでは、1年目の早い段階で、面談でお客さまとコミュニケーションをとって、主体的に案件に関われます。案件処理に付随する事務処理や手続きに関する知識やノウハウだけでなく、お客さま対応やサービス提供についても身につけることができます。これは他の法律事務所では経験できなかったでしょう。

当時のベリーベストはどのような雰囲気でしたか?

その頃から弁護士の人数は多かったのですが、ボス弁というよりもお兄さんのような距離感で接していただけました。同期も十数人いて、切磋琢磨(せっさたくま)できる環境でした。よほどの大手ではない限り、法律事務所の定期採用はひとりということが多いので、同期の存在は貴重でした。

独立を決めた理由、また独立にあたって苦労したことはありますか?

入所してすぐの会で、「独立を考えている人はいますか?」と聞かれまして4、5人が手を挙げました。そういったこともあって独立は身近に感じていましたし、30歳までに独立したいという気持ちを持っていました。

独立にあたっては資金面での苦労はなかったのですが、独立後は事務手続きなどの面で苦労しました。独立してすぐにパラリーガルを雇う余裕はなかったので、全部自分でやっていたのですが、とにかく書留や荷物が受け取れませんでした。裁判所などに外出していることが多いので、配達時にはもちろん受け取れず、再配達をしてもらっても不在。一生書留と荷物が受け取れないのではないかと思っていました。

事務所にかかってくる電話も携帯に転送していたのですが、出先でとることもできず……。ベリーベスト時代は、パラリーガルの皆さんに本当にお世話になっていたんだなと思いました。

独立後、ベリーベストとはどのような関わりがありますか?

実は私の事務所は元ベリーベストの弁護士4人による共同事務所です。もともと仲が良かった4人で、今一緒に事務所を運営しています。ほかにも、今もベリーベストに在職している先生方と懇親会を開くこともあります。

もちろん、仕事上での関係も続いています。たとえば、利益相反案件をベリーベストに依頼したことがありましたし、不倫の慰謝料請求に関する案件で相手方の代理人を振ってもらったこともあります。独立後にベリーベストと没交渉になるといったことはないです。

独立を果たした今、次なる目標はありますか?

弁護士業でいえば、支店を増やしてさまざまな地域でお客さまの力になることが目標です。また新しい分野も開拓してリーガルサービスを増やしていくことを目指しています。私は常に成長実感を欲するタイプです。「これができるようになった」、「目標を達成した」というように、形に見える成長を積み重ねていきたいです。

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