金融機関で10年以上の経験を経て、弁護士としてベリーベストに入所した川崎弁護士。
独立後に語るベリーベストの思い出や魅力とは？

ベリーベスト時代は、事件だけを担当していればよかったんですが、こちらに来てからは、事務局のマネジメントだったり、事務所全体のことやグループ法人との関係を考えたりしなければならないので大変でした。
それと、ベリーベスト時代は相続案件はやったことがなかったので、相続事件が多いこの事務所に移ってからしばらくは苦労しましたね。
ベリーベストでの案件はほぼ終わらせてきたので、引き継ぎの点で困ったことはありません。

あんまりないですね。しいていえば交通事故案件も引き受けておけばよかったかなと思います。労働や離婚、事業承継もやったのですが交通事故だけができなかったので。

元々は別の事務所に行くつもりだったのです。けれども、ベリーベストはさまざまな案件を取り扱っていたので、魅力的だなと。民事だけじゃなくて刑事事件もありましたし、中国がらみの企業法務や事業承継もあると聞いたので、興味がわきました。

ベリーベストに入所してからは、自由な雰囲気がよかったなと感じました。挑戦したいことがあれば、先輩が任せてくれるので非常に勉強になりましたよ。
「これやりたい人！」って募集があるので、やる気があればいくらでも挑戦できるのです。
特に私が所属していた、事業承継部は人数が多くなかったので先輩が2人つき、とても丁寧に面倒を見てくれて居心地がよかったですね。

飲み会や勉強会が頻繁に行われていました。特に役立ったのが勉強会です。事務所全体で何千件も請けているので、ノウハウが蓄積されていますよね。それをまとめたレジュメや注意点が共有されていて効率良くスキルアップできたと思います。

私と、福西先生と税理士さんの3人でベリーベスト賞をいただいたことです。ベリーベスト賞は、グループ全体で活躍した人表彰する賞で、受賞する弁護士、スタッフはレア。私は、事業承継部に在籍していたのですが、どんどん規模を拡大できて最終的には2倍になりました。その部分を評価していただけたのだと思います。
先輩が、「私もまだもらってないのに」とうらやんでいました（笑）。

それと、事業承継に関する画期的なスキームを編み出したことも印象に残っています。先輩にはダメだと言われたのですが、リーガル調査を行い、社内会議を無理矢理設定してスキームのよさをプレゼンしました。そして、採用されたことを今でも覚えています。

昔は過払いを多数取り扱っているイメージでしたが、今は離婚、交通事故などの一般民事のイメージが定着していると思います。ちゃんとしたサービスを提供している事務所だなと印象ですね。
修習時代よりもよいイメージです（笑）。

町弁として広範囲の分野を何でもやりたいなと考えている方には、向いていると思います。修習生でも、中途でも入る事務所のボス弁や先輩の分野に影響を受けてしまうところがあります。けれども、ベリーベストは案件の幅が広いので満遍なく経験できますよ。
将来的に独立をして、ベースとして離婚、刑事、事故をやりたい方には向いていますね。

それから、働きやすさを求めている方にもおすすめできます。産休、育休もとれますし。出勤時間もある程度自由です。コアタイムは在所していなければならないのですが、それ以外の時間はどこで仕事をしても構いません。他の事務所と比較すると自由だと思います。

まずは、ベリーベストに限らず、事務所の先輩と色々話をしたほうがいいと思います。事務所の雰囲気や先輩の人柄などを、自分の目で決めることが大切です。ベリーベストは、独立したい方にはいい環境だと思いますので、能動的に事務所の先輩に話を聞いてみるとよいですよ。