弁護士 國友 伸彦

弁護士 國友 伸彦

Nobuhiko Kunitomo
東京オフィス
東京弁護士会所属
経歴
  • 1977年 03月 和歌山県立粉河高等学校理数科 卒業
  • 1982年 03月 京都大学文学部史学科人文地理学専攻 卒業
  • 1982年 04月 太陽神戸銀行(現三井住友銀行) 入行
  • 1989年 05月 ジョージ・ワシントン大学経営大学院 修了
    1991年08月 ~1996年02月まで、ロンドン・香港で勤務
  • 1996年 03月 UBS証券会社東京支店 入社
    以降、約14年間、複数の外資系金融機関で勤務
  • 2013年 09月 中央大学法科大学院 修了
  • 2017年 09月 司法試験 合格
  • 2018年 12月 最高裁判所司法研修所(東京地方裁判所配属) 修了
  • 2019年 04月 ベリーベスト法律事務所 入所

取り扱い分野

  • 一般民事
  • 債務整理・過払い金請求
  • 遺産相続
  • 労働問題
  • 一般企業法務
  • M&A
  • IPO法務
  • 契約法務
  • 企業間訴訟
  • ファイナンス
  • 人事・労務
  • 不動産
  • 事業承継・民事信託
  • 国際法務
  • 国際相続

特に注力している分野

  • (1)企業法務
    企業法務、特にスタートアップ段階にある企業のために、普通株式や種類株式の発行などを通じた資金調達のお手伝いを法務面でサポートし、また、役員や従業員に対するストックオプションの付与に関する手続きのお手伝いも数多く担当させて頂いております。また、ベンチャーキャピタルの依頼に基づき、法務デューデリも行っております。
    また、成長過程にある企業のために、内部統制システム構築のアドバイスや、執行役員制度導入等の機関設計に関する法務面でのサポートも行っております。
    この他、多くの業務委託契約書、売買契約書等をはじめとする契約書のレビュー、海外との英文合弁契約書や業務委託契約書の作成やレビューなども手掛けております。
    さらに、企業に対する労務面でのアドバイスや、残念ながら労働訴訟が提起されたり、審判が申立てられたりした場合に、企業の代理人として裁判対応も多く手掛けております。

    (2)事業承継
    近年、多くの中小企業経営者にとって、事業をどのように次世代に繋いでいくかが喫緊の課題となっておりますが、この点につきましても、ベリーベスト税理士法人の税理士とも連携して、事業承継に関して発生する、株式譲渡、種類株式導入、株式交換や株式移転等の組織再編及び従業員持株会の導入に関する法務面でのサポートも数多く手掛けております。

    (3)国際相続
    ところで、昨今、日本人が海外に資産を残して死亡されたり、外国人の配偶者が死亡したが相続人が海外にもいたりする場合など、相続が国際的に発生するケースのご相談も大変増えております。
    特に、英米法系の国に相続財産が存在する場合には、その国での相続手続に裁判所が関与するため、現地での弁護士等専門家への依頼が必要となったり、言語の壁等もあったりして、相続人ご自身での対応が困難なケースが多くあります。
    そこで、日本国内の相続人のご依頼を受けて、外国の弁護士との契約や、その後のやり取りの仲介、外国の裁判所に提出する日本法に関する意見書の作成、証拠の提出に関する翻訳のアレンジ、海外にある金融資産の取り寄せ等、法律面や事務面で、依頼者の方のサポートを多く手掛けております。

業務実績

(1)企業法務

業務委託契約書・秘密保持契約書の作成・レビュー実績は多数あります。
募集新株の発行、優先配当権及び残余財産優先分配権等の付された種類株式導入事例、及びストックオプション発行の募集要項、契約書、株主総会議事録等の作成事例も多数あります。
海外での合弁事業に関する合弁契約書や海外企業との業務委託契約や継続的売買契約書の英文での作成、国内合弁事業に関する合弁契約書の作成実績もあります。
企業の内部統制ルールの作成に関与したり、執行役員制度の導入に関する規則の作成等社内手続きを手掛けたりしました。その他、株式交換に関する社内手続書類や契約書の作成も担当しました。
企業間の契約解除案件や著作権に関する交渉案件や、建築請負に関する事案や役員に対する損害賠償請求に関する訴訟事件も手掛けております。
また、不当解雇等の使用者側の労働事案としまして、労働審判2件、労働訴訟1件を手掛けました。

(2)事業承継

譲渡制限株式の譲渡承認、自己株式取得、種類株式の導入、株式分割、株式交換、株式移転及び従業員持株会などに関する社内手続き及び書面作成を多数取り扱いました。

(3)国際相続

中央ヨーロッパや米国に存在する遺産を相続人の依頼に基づき日本に取り戻す事案や欧州にいる相続人のために日本にある遺産を処分、相続人に支払う案件を手掛けております。また、欧米に加えて、香港、マレーシア、フィリピン等アジア地域においても、現地で死亡された日本人などの遺産取戻しの案件が多数進行中です。

(4)その他

過払金返還請求に関する訴訟事件を多数担当し、労働者側の不当解雇事案や残業代金請求事案、外国人の不当解雇事案や労災事案も手掛けました。さらに協議離婚事案の実績もあります。

資格

  • 英検1級
  • 経営学修士(MBA/米国ジョージ・ワシントン大学)

対応言語

  • 日本語、英語

ご挨拶

弁護士の國友伸彦(くにとも のぶひこ)と申します。28年程度の長きにわたり、内外の金融機関等で働いてまいりましたが、リーマン・ショックを機に一念発起して弁護士に転身致しました。それまでに携わった業務も、預金、外国為替、通貨・金利・クレジットデリバティブ、債券営業、ストラクチャード・プロダクツやヘッジファドなどの営業等多岐にわたります。
転身の理由は、金融機関における業務面での経験と法務面での知識を生かして、企業のお客様に予防的な法務サービスを提供できないかと考えたからです。
実際の事案を手掛けて思うことは、会社法が要求する手続は、それぞれ意味があるものですが、立ち上げたばかりの少人数の会社にとりましては重すぎるのではないかというのが、正直な印象です。そこで、お客様には、お客様と相談しながら、そのお考えを理解した上で、より分かり易いアドバイスと、時宜を得た法的サービスを心掛けて、業務に取り組んで参りたいと考えております。
また、前職におきまして、米国留学経験や海外(ロンドン及び香港)及び外資系企業(ドイツ系及びスイス系)での職務経験を得ましたので、その経験を、企業法務や国際相続の面での海外との交渉に生かして、内外を問わず、お客様のお役に立てればと考えております。

仕事をする上で心がけていること

  • 疑問を残さずに、納得のいく仕事をすること。
    一人よがりではなく、周囲の意見も尊重する。

趣味

  • 鉄道・旅行(旧跡を訪ねること)、ドライブ・ロードバイク
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