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税務訴訟の審理期間 Duration of Tax Litigation Proceedings

通常訴訟と行政訴訟の比較

税務訴訟だけの審理期間をまとめた統計は発表されていませんが、税務訴訟の大部分は行政訴訟(国またはは地方公共団体の処分などを争う訴訟)の一種として扱われています。第一審の審理期間について、通常訴訟と行政訴訟を比較しますと、下記のとおりとなります。

最高裁判所事務総局「裁判所データブック2016」に基づいて作成

ご覧のとおり、行政訴訟は、通常の民事訴訟よりも2倍くらいかかっている計算になります。
ただし、民事訴訟の中でも、途中で和解などで終わらずに、判決まで行った事件でかかった期間、つまり表の「判決で終了したもの」で比べますと、2倍までの開きはありません。

平成に入ったばかりの時期と比べますと、行政訴訟もそれ以外の民事訴訟も審理の迅速化が進んでいますが、それでも行政訴訟の方は最近でも1年以上かかっています。

税務訴訟も同様の傾向があると思われます。税務訴訟の審理が長期化する理由につきましては、詳しくは「税務訴訟の特徴」をご覧ください。

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