隣接士業との連携が密だからこそ感じる
働きやすさとやりがい

木宮 瑛子Eiko Kinomiya
司法書士
※所属や役職、業務内容はインタビュー当時のものです。
ベリーベスト法律事務所に入所する前は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

前職は大手旅行代理店で働いていました。

そこでは、来店したお客さまの話を聞き、希望に合ったプランを提案したり、飛行機の切符やホテルを手配したりするカウンター業務をしておりました。

大手旅行代理店を退職した後は、パラリーガルとして、現在のベリーベスト法律事務所の前身である、法律事務所オーセンスに入所した形です。

ベリーベスト法律事務所に入所した決め手はどのようなことですか?

私が入所したときは、本当に設立されたばかりの新しい事務所だったので、右も左も分からない私でもさまざまなことに挑戦できるかもしれないと思ったことと、当時は弁護士の先生方がまだ4名しかいらっしゃらなかったのですが、皆さまとても若く、今どきの方々で法律事務所を身近に感じたことが入所を決めた理由です。

弁護士の先生が少ない分、業務量がとても多いのでは?と感じるかもしれませんが、ベリーベスト法律事務所は「やりたい」と手を挙げたことには挑戦をさせてくれる事務所なので、忙しくてもやりがいがありました。また、その風土は、大きな事務所となった今でも変わらないと感じています。

司法書士を目指したきっかけはどのようなことでしょうか?

当時は設立されたばかりの小さな法律事務所だったこともあり、弁護士の先生の仕事を間近で見ることができて、法律事務の仕事が楽しいと思ったことがきっかけです。

ですが、私は法学部出身でもなく、ロー・スクールにも通っていなかったため、資格の専門学校に通い、働きながら司法書士の勉強をして受験5年目で司法書士試験に合格しました。

1日の仕事の流れやスケジュールを教えてください。

9時に事務所へ出社し、前日の夜から今朝までにかけて届いたメールをチェック・返信したり、法務局や役所の電話は比較的9時からつながりやすいので、このタイミングで電話をしたりしながら、ベリーベストが本格的に動き出す10時までの間にできる事務処理を進めています。

決済がある日は、確認しなければならないことがたくさんあるため、その確認が終わってすぐに決済に向かい、午後1時~2時くらいに事務所に戻り、申請などの事務処理を退勤するまでに終わらせます。
決済がない日は、電話対応だったり事件記録を見たり、書類を作成・申請をしたりしてあっという間に1日が終わることが多いです。

まだ子どもが小さく、保育園のお迎え時間の関係から、コアタイムをずらして働いているため、16時に退勤しています。
16~19時はまだ働いている方も多い時間帯なので、仕事の連絡や依頼がきた場合は電話対応することもあります。
また、16時までに終わらなかった仕事は、子どもを寝かしつけた後に1、2時間程度、集中して終わらせることもありますが、やったらその分だけ、自分の知見や経験の肥やしになるので、全く苦ではないです。

様々な選択肢があるかと思いますが、出産をした場合、出産前~新生児の育児で最低でも1年近くは休むことが一般的かと思いますが、休んだら休んだ分だけ同年代の男性に遅れてしまいますので、その間の分を取り戻すくらいの勢いで仕事にあたっています。

木宮先生は何度かオフィスを転勤されていらっしゃいますが、良かった点や転勤に関するエピソードがありましたら教えてください。

リモートワーク等が普及したとはいえ、どうしても夫の転勤で妻側の仕事や住む場所が変わることは、現在でもまだまだ多いと思います。私自身も、夫の転勤で東京オフィスから静岡、大阪と転々としました。

ですが、ベリーベスト法律事務所はさまざまな地域にオフィスがあるため、転勤が決まったとしても、キャリアが途切れずに仕事をし続けられて、これまで働いてきたオフィスで身に着けたやり方を変えずに仕事ができることは、この事務所の魅力のひとつだと思います。

ベリーベスト法律事務所で働くことの魅力とは、どういったものがありますか?

これは大阪オフィスに限らず、ベリーベスト法律事務所としての魅力なのですが、一般的な町の司法書士事務所の場合、まず弁護士が話をまとめて、最後に登記の依頼を受けると思いますが、ベリーベスト法律事務所は事件の最初の段階から案件に関わることができます。

弁護士の先生から「このお客さまの場合、登記を確実に得られるようにするには、どのように準備しておけば良いかな?」とご相談いただきながら一緒に考え、準備をしていけるので、先生との緊密な連携ができるという点はベリーベスト法律事務所ならではの魅力です。

他にも、大阪だけではなく、近隣の神戸オフィスなどからもご相談いただけることも、とてもありがたいです。
現在、私は大阪オフィスにいますが、直接面談の必要ない案件の場合はテレビ会議、電話、メール、郵便を併用し全国対応しておりますので、北海道や九州からでもご相談をいただいています。

ベリーベスト法律事務所で働いていて、「働きやすい」と感じることはどのようなことがありますか?

もし、個人の司法書士として独立していたら、自分の人脈でしか税理士の先生や会計士の先生、行政書士の先生などと直接やりとりすることができません。
ですが、ベリーベスト法律事務所でしたら、サッと内線で「こういった案件あるのですが、ご紹介してもいいですか」とすぐにおつなぎできますし、逆に先生方から案件のご紹介をいただくこともあります。私は、そういった隣接士業との連携がすごく楽しいと感じています。

たとえば、商業登記だったら、税理士の先生が相談者にとって、税務的にこうしたら良いのでは?と提案していることを、司法書士の立場から、他の士業の方とはまた別の角度で検討したり提案したりできるところもとても楽しいです。

独立して一人で仕事をしていたら、相談が来ても「私はこう思うけど、税務のことは税理士の先生に相談してきてください」と依頼者の方に一度帰って頂いて、そして、依頼者の方が再相談で戻ってきてくださっても、税理士の先生と、実際どういったことを話したのかがわかりません。
ですが、ベリーベスト法律事務所には税理士がいるので、状況がわかったうえで、手続き上こうしてみませんかとアドバイスができます。

また、環境の面で言いますと、新型コロナウイルスが流行し始めた当初、どうしても事務所でないとできない仕事が多かったのですが、自宅でも書類作成や案件記録のチェック等の仕事ができるように環境を整備していただけて、インフラが整っていて働きやすいなと思いました。

他にも、所内の人間関係がとても良いことも働きやすさを感じます。
所員の皆さんはすごく感じが良く、やる気がありエネルギーに満ちあふれているので、ベリーベスト法律事務所は本当に働きやすい環境だと思います。

どのような方がベリーベスト法律事務所に合っていると思いますか?

パラリーガルや士業の先生、一緒に働く弁護士の先生とのコミュニケーションは欠かせないため、コミュニケーション能力や積極性も必要です。

また、代表の酒井先生や浅野先生は、常に限界に挑戦していらっしゃるので、これからも新しいことに挑戦し続けると思います。
私は入所して14年がたちますが、代表たちは常にマンネリにならず新しいことに挑戦していらっしゃるので、変化に耐えられる方や、変化したとしても「やってやる!」とぐいぐい食らいついていくような野心や独立精神がある方が合っているのではないでしょうか。

最後に、司法書士を目指している方や、ベリーベスト法律事務所への入所を検討されている方に向けて、木宮先生からメッセージをお願いいたします。

今、各司法書士法人が自分たちの強みを押し出しているので、信託に特化した事務所や決済に特化した事務所など専門分野に注力した事務所が多いのではないでしょうか。
ベリーベスト法律事務所であれば、これだけ多くの弁護士の先生がいらっしゃり、とても多様な案件を担当できるため、毎日すごく刺激的な仕事ができると思います。

また、現在ベリーベスト法律事務所には司法書士が2人しかいないため、司法書士同士のやりとりも密にできます。
気になったことがあったら、お互い電話をしたり、急ぎではないときは「これどうでしたっけ?」とメールしたりと、かなり連携が整えられているため、仕事でわからないことや悩んでいることがあればZoomや電話などで密にコミュニケーションを取れますので、ご安心ください。

その他インタビュー

PAGE TOP