法律事務所で働く司法書士の仕事に聞く

大規模事務所だからこそ経験できる多種多様な案件と
安定した働き方、自由な雰囲気が魅力

佐伯 勝利 × 國友 伸彦
※所属や役職、業務内容はインタビュー当時のものです。
國友 伸彦
アソシエイト弁護士 71期
仕事をする上で心がけていることは、疑問を残さずに、納得のいく仕事をすること。
一人よがりではなく、周囲の意見も尊重する。
佐伯 勝利
司法書士
仕事をする上で心がけていることは、今までの経験を基に皆様のお役に立てるアドバイスとサポートをさせていただきたいと思っております。

弁護士と連携を取りながらさまざまな案件に挑戦できる

佐伯先生がベリーベスト法律事務所に入所した理由を教えてください。
佐伯

端的に言いますと、「バラエティーに富んだ案件に挑戦できること」に魅力を感じて入所を決めました。

一般的な司法書士事務所ですと、その事務所の注力分野が業務の中心となります。債務整理に特化している事務所であれば、任意整理や自己破産がメインになり、不動産登記に特化している事務所は頻繁に法務局に通うことになるかもしれません。
しかし、ベリーベスト法律事務所には弁護士が多数在籍していますので、弁護士とタッグを組んだ案件に取り組めて、一般民事だけでなく企業法務の案件も少なくありません。

國友

佐伯先生は独立することを考えましたか?

佐伯

いえ、私は独立を考えませんでしたね。
司法書士というと、個人事務所を開設する方が多いかもしれませんが、独立するとどうしても案件が偏ってしまいますし、収入面も不安定になってしまう可能性があるからです。そういった不安要素に、精神面や仕事のパフォーマンスが左右される生活は望んでいませんでした。

國友

もともと私は一般企業での勤務が長かったため、弁護士になった時期が他の先生方よりも遅く、ベリーベストが初めての法律事務所なのです。入所後は弁護士だけでなく多くのパラリーガルや他の士業の先生方も働いていて、一般企業の雰囲気に似ていてなじみやすさを感じたものです。佐伯先生は入所された後、ベリーベスト法律事務所にどのような印象を持ちましたか?

佐伯

私が入所した頃は、弁護士の人数やオフィスもまだ少なかったのですが、勢いがあり、将来性を感じましたね。「これから伸びていく」という空気が事務所内で満ちていた感覚です。また、私が想像した以上に、多種多様な案件に挑戦できました。たとえば、動産譲渡担保など、実務ではお目にかかったことがない案件が多く、強くやりがいを感じたことを今も覚えています。

ベリーベスト法律事務所では、どのようなときに弁護士と司法書士が連携しますか?
佐伯

たとえば離婚の財産分与で、依頼者の方が相手と直接やり取りしたくない場合に弁護士が代理人となって相手方との窓口になってくれます。企業法務の分野では、事業承継に伴って発生する相続トラブルを未然に防ぐために、弁護士の方と連携して対応します。

國友

そうですね。事業承継に伴う種類株式の発行、組織再編、合併に伴う登記や定款の変更など、佐伯先生を始めとする司法書士の先生たちと連携することは多い印象です。

佐伯

國友先生や他の先生方もそうなのですが、弁護士の先生方がクライアントと上手に話をしてくださっているので、円滑に業務を遂行できているのはありがたいです。
また、メールなどのテキストでのやりとりですと、微妙なニュアンスが伝わりにくいこともありますが、弁護士と司法書士は同じフロアですので、顔を見て話せる点も良好なコミュニケーションに役立っていますね。

お客さまにとって、法律事務所に司法書士が在籍している良さとはどのようなものがありますか?
國友

内部に司法書士の先生たちが在籍していることで、お客さまをお待たせする時間は圧倒的に短縮できます。一般的な法律事務所には司法書士がいない場合が多いので、登記等の業務が発生したときは、依頼する事務所の選定から始まります。
ところが、当事務所は佐伯先生を始めとする司法書士の先生方がいらっしゃいますので、コミュニケーションに要する労力と時間が圧倒的に少ないのです。

また、登記等に専門性を持つ司法書士がいるからこそ、他の事務所と比較すると圧倒的に有利になることも少なくありません。私たち弁護士は、登記に関して熟知しているわけではないので、書面、書式などの書きぶりがわからないこともあります。ですが、ベリーベスト法律事務所ですと、事前に司法書士に確認・修正してもらえることで二度手間を回避できますので、非常にありがたいです。

佐伯

私たちも、弁護士の先生方が在籍しているからこそ業務範囲が広がっています。司法書士事務所では経験できない案件ばかりですので、弁護士がいることで司法書士としてのスキルアップ、キャリアアップにもつながっているかと思います。

ベリーベスト法律事務所ならではの自由闊達(かったつ)な雰囲気と風通しの良さ、仕事にコミットできる環境

國友

私自身、ベリーベスト法律事務所の魅力は自由で風通しが良い雰囲気や、縦のラインがひとつではなく、柔軟な組織ですので、縦横無尽に活躍しやすいところなどだと感じているのですが、佐伯先生はどうでしょうか?

佐伯

そうですね、私は、業務範囲の広さと、自由にさせてもらえる雰囲気がベリーベストの魅力だと感じています。自分が積極的に手を挙げれば、バリエーションに富んだ案件を担当できますので、司法書士としてさらなるスキル・知識を身につけたい方にとっては恵まれた環境だと思いますね。

あとは、個人事務所にはない、さまざまな職種との連携もベリーベストならではの魅力でしょう。毎日いろいろな部門の方と話せて、悩みとかもすぐに相談できる環境なので仕事に打ち込める点も気に入っています。

國友

確かにいろいろな方とコミュニケーションが取れますよね。さらに、閉ざされた空間で生じやすい人間関係のトラブルがない点も良いと感じますし、自分の能力や経験を評価してもらえるところも、居心地の良さにつながっていると思います。

ニーズに合わせながら日本一の法律事務所へ

今後、ベリーベスト法律事務所はどのように変化していくと思いますか?
國友

今までやってきたことを土台として、次のステップに進んでいく段階だと思っています。現時点で、当事務所のオフィスは全国に63拠点を超えており、外部から見れば「大規模事務所」です。お客さまの目線で、企業も法律事務所も規模で判断する方がいらっしゃるかもしれません。規模が大きければ、「どんな案件でも引き受けてくれるだろう」と思って連絡をくれるわけです。

そのため、私たちも、お客さまのニーズに添えるように多種多様な案件でも受けていく体力を付けるべきときが来ているのだと思います。ここでいう体力とは、マンパワーや知識、ノウハウのことです。そういった要素を自分たちで養っていく必要があるでしょう。
それができたとき、ベリーベスト法律事務所はさらに飛躍するのではないでしょうか。

佐伯

確かにそうですね。私も、ベリーベストグループはこれからさらに規模を拡大すると思っています。まだまだ、世間のニーズに対して、ベリーベスト法律事務所のオフィスや弁護士、司法書士が足りていないと感じることが少なくありません。
そこで、國友先生としては、どのような方がベリーベスト法律事務所の司法書士に向いていると思いますか?

國友

チャレンジ精神が旺盛な方でしょうか。さまざまな仕事のチャンスがありますから、未経験の分野にも果敢に挑戦できる方はやりがいを持って働けると思います。
それから、バリバリ働きたい方ですね。現時点では豊富な知見を持っていなくても、司法書士の業務に注力したいとお考えの方がいいと思います。

佐伯

私も、國友先生がおっしゃっているように、挑戦できる方が向いていると思います。それからコミュニケーション能力、柔軟性、好奇心の旺盛さなども必要でしょう。未知の分野の依頼がきたときに、涼しい顔をして引き受けてからひっそり勉強するような、勤勉さも求められるかも知れません。

國友

「学ぶ」といえば、オフィスも蔵書が充実してきましたよね。最近司書さんも入所したと聞いています。

佐伯

そうですね。学べる環境は整っていますし、仕事に注力できる仕組みが構築されています。司法書士として新たなステップを踏み出したい方には、ぜひ入所してほしいですね。
私たちと一緒に新たな境地に挑戦しませんか?

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