弁護士の仕事は『体』ではなく『人生』の医師に例えられることがあります。トラブルの解決が我々の業務の全てではありませんが、病を知らない『医者いらず』の人生と同様に、『弁護士いらず』の人生こそが素晴らしいものといえるかもしれません。しかしながら、病と同様に人生のトラブルは好むと好まざるに関わらず訪れます。そんな不躾な来訪者に、どう向かい合うか。事務所の椅子に構えているのではなく、依頼者とともに戸口に立ってトラブルと向かい合える弁護士でありたいと考えています。