新人弁護士の声

私は一般民事や刑事といった、いわゆるマチ弁業務をやりたいと考えていました。扱っている案件種別についていろいろ調べていると、ベリーベストはマチ弁の集合体のような事務所でした。将来性という部分でもベリーベストは急成長していたので安心できましたし、規模が大きく、多数の案件を扱っていることも私にとってはポイントでした。

また、事務所の採用ウェブサイトに待遇について書いてある点も大きかったです。法律事務所によっては待遇についてしっかりと書いていないところも多かったので、そういった部分がクリアになっていたことも入所を決めた理由のひとつです。

私は面接時から萩原代表に地方で働きたいという話をしていたので、東京本店での研修が終わってからすぐに宇都宮オフィスへ配属されました。
私が地方のオフィスを希望したのは、最初から自分でさまざまなことに取り組めるのではないか、と考えていたためです。

宇都宮オフィスでの研修時には、最初から先輩弁護士の案件に同席させてもらっていました。早く独り立ちができるように、ということもあって最初から実践的でした。事件に触れていく中で書面作成や依頼者の方への電話連絡なども行い、実際の業務に携わる形で研修を行っていたので、勉強になったのは間違いないと思います。
お客さまとの面談が終わったあとには、先輩弁護士がフィードバックをしてくださり、良かった点も悪かった点も教えてもらえたので、とても勉強になりました。

宇都宮オフィスは、弁護士もパラリーガルも、距離が近くてとてもよい雰囲気です。
宇都宮オフィス内でも担当案件についてよく他の弁護士に相談していますが、相談がしやすく、話しやすいのはベリーベスト全体の特徴だと思います。
私はマネージャーの先生に質問する機会も少なくありません。迷った際は、マネージャーの先生などに電話やメールをしているのですが、先生方もしっかりと時間を取って話を聞いてくださり、電話がつながらなかったときには折り返しの連絡をくださります。ベリーベストでは共有知をしっかりと使えるようになっているので、これは非常に魅力だと感じています。

入所したころに関わり始めて、和解までに1年数か月ほどかかった残業代請求の事件です。
その事件では、依頼者の給与が歩合給にあたるかどうかが争点となっており、仮に歩合給にあたるとされた場合には残業代の金額は相当減ってしまうという状況でしたが、裁判官から一度開示された心証は、自分としては依頼者の給与は歩合給にあたると考えている、というものでした。

そのような中で、争点をどのように考えるべきなのか、宇都宮オフィスの石川先生（現福岡オフィスの所長）と佐藤先生と私で、判例や書籍を探して、歩合給の定義を模索したり、数少ない地裁の判例を引用したりしてこちら側の主張をまとめた書面を何度も裁判官に提出しました。
また尋問の際には神戸地裁まで行きました。結果としては、裁判官の心証を覆すことができて、約300万円を獲得して和解することができました。時間はかかりましたが、時間をかけてよかったと思っている事件です。

私は最近、離婚案件を多く担当しています。離婚の相談に来られるお客さまは、疲れていたり不安を抱えていたりする方が多くいらっしゃいます。その中で、お客さまに寄り添いながら、どこに問題があって、何を考えていかないといけないか、というところから始めていきます。
一緒に事件を進めていくうちに心身ともに疲れてしまう方も少なからずいらっしゃるので、メンタルケアではありませんが、できる限り寄り添ってあげられたら、と考えています。

また難しい案件の場合でも、やってみないと分からないことが多いので、まずはいろいろな方法を考えてやってみるようにしています。
私は弁護士として、お客さまのためにやれる限り応えたいと思っているので、そのために今後も研鑽を続けていきたいです。

最初は、やりたいことやどのような弁護士になりたいかなど決まっていない方もいると思います。ただ、ベリーベストは、やりたいことが明確に定まっていなくても、さまざまな案件に携わり、経験を積んでいく中で形を作っていくことができる事務所です。やってみたいと思えばいろいろと挑戦できる事務所ですので、入所して経験を積みながら、なりたい自分になっていくことができます。
私自身、豊富な案件数を責任感を持ってこなしていく中で、弁護士としてのやりがいや成長を日々感じ、少しずつ自分なりの弁護士像を形作っています。

待遇面については、しっかりと働いていれば、事務所の採用ウェブサイトに公開されているような報酬を実際に受け取れます。

また、上記Ｑ２とも重なる部分がありますが、私がベリーベストの魅力だと強く思うこととして、事務所全体のメーリングリストを活用して全国のオフィスにいる先生方に質問や相談ができることです。
入所前に、事務所全体のメーリングリストがあるということは聞いていたものの、正直、本当に活用されているのか懐疑的なところもありました。ただ実際に働いてみると、ベリーベストのメーリングリストは全く形骸化しておらず、全国の先生方に相談できる体制が整っています。
たとえばマネージャーの先生方はその分野のスペシャリストです。その先生方にも直接教えていただけることはとても恵まれていると感じます。メーリングリストだけでなく電話でも話を聞くことができ、それは全国どこのオフィスに配属になっても変わりません。巨大な共有知に全国どこからでもアクセスできるのはベリーベストならではの強みだと思います。

もう一点、特筆すべき点はベリーベストの業務管理システムです。どのような書類が来て、どのような連絡が来たか、こちらから誰にどのような連絡をしたか、ということが逐一履歴として残っており、これなしでは日々の業務が成り立たないと言っても過言ではないほど、力強く支えてもらっています。
膨大にある事件記録をひとつのシステムで確認できて、案件管理ができるシステムが整っていることもベリーベストの魅力のひとつです。