司法試験合格体験記

合格者の声

出身大学:立命館大学
出身法科大学院:大阪市立大学法科大学院
大久保 貴則さん

アルバイトを始めたキッカケを教えてください。

私は、1度目の司法試験が不合格となり、アルバイトをしながらでなければ2度目の受験ができない状況だったので、勉強への悪影響を最小限に抑えて働ける場所として、法律事務所でのアルバイトを探していました。そんな中、出身ロースクールの先輩弁護士の方が多数所属していたベリーベスト法律事務所を見つけ応募しました。

アルバイト先にベリーベストを選んだ理由はなんですか?

司法試験の勉強に配慮した環境を探していたので、面接のときから、上記の事情を話し、理解していただいた上で採用していただけたので、アルバイトを始めてからも常に受験勉強に配慮していただけました。

たとえば、シフトは勉強の予定を最優先させて入れていただき、試験前の2ヶ月ほどは休みをとらせてもらえるなど、勉強への支障が出ないようにしていただけました。また、勤務後の夜などは、空いている相談室を使って勉強させていただけましたし、わからないところも先生方に時間があれば質問できるなど、勉強環境としても最適でした。

また、アルバイトの業務内容についても、解除通知や訴状の起案など、法律の基礎知識を要する仕事を中心にさせていただいたことで、まさにアルバイトをしながら勉強もできるという最高の環境でした。

さらに、弁護士の先生方の業務中の会話も聞こえるため、実務ではどのようなことが問題になるのかということや、自分の勉強している知識がどのように役立てられるのかがわかり、実務を意識して勉強することができました。この実務の感覚というのは、日々の受験勉強ではなかなか身につけることができず、私自身も1度目の受験のときと今回とで一番違った点だと考えています。

そしてもちろん、自分の憧れである弁護士の先生方の働きぶりを間近で見ることで、勉強に疲れて心が折れそうになっても、「自分もこのままで終わりたくない」「先生方のような弁護士になりたい」という強い想いが溢れてきて、モチベーションを維持することができました。

どんなことが得られましたか?

このように、勉強への悪影響を最小限に抑えることを目的にベリーベスト法律事務所でのアルバイトを選びましたが、実際やってみると、悪影響どころか自分の受験勉強にとって良い影響ばかりでした。私の今年の合格はアルバイト経験も大きな要素であったと確信しています。

また、それだけでなく、電話対応などの事務的な仕事を通して社会人としてのマナーが備わり、裁判所への書類提出などを通して裁判手続の仕組みがわかるなど、これからの修習や法曹として働くにあたっても大きなアドバンテージを得ることができました。

このように、受験勉強についての理解もあり、試験だけでなくその後も見据えた様々なことを学ぶことができるベリーベスト法律事務所でアルバイトをすることができて本当に良かったと私は思います。

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