イベントレポート

2025年度
ベリーベスト法律事務所 入所式

2025.4.3
2025年度ベリーベスト法律事務所入所式の様子

令和7年4月3日(木)、ホテルオークラ東京にて、『2025年度 ベリーベスト法律事務所 入所式』が盛大に執り行われました。
ベリーベスト法律事務所の15年の歴史で初めてとなる、弁護士とパラリーガルの合同入所式。今年は弁護士91名、パラリーガル68名と例年を大きく上回る規模となり、ホテルの会場での開催となりました。円形シャンデリアが輝く会場には、スーツ姿の新入所員の皆さんが続々と着席し、厳かな雰囲気が漂っていました。
弁護士・パラリーガルとして第一歩を踏み出す皆さんの、入所式の様子をお伝えします。

総勢159名。過去最大規模の入所式

開場時間を迎え、参加者が続々と会場に集まります。背筋を伸ばして着席している77期弁護士と2025年新卒パラリーガルの皆さんの表情からは、新たなスタートへの期待と緊張が入り交じっているのが伺えました。

入所式に参加する新入所員

司会が式の開始を告げると、会場は静けさに包まれ、入所式がスタート。壇上に立った浅野代表は、まず新入所員全員に向けて温かい歓迎の言葉を述べました。ベリーベスト法律事務所15年の歴史の中で、これほど多くの新人弁護士・パラリーガルを迎えることになったことへの喜びと感謝を語った後、弁護士とパラリーガルそれぞれに向けた激励のメッセージへと続きます。

浅野代表から新入所員へ向けたメッセージ

入所式で新入所員にメッセージを贈る浅野代表

弁護士へ向けたメッセージ

あなたは、学生でも修習生でもなく、プロの弁護士です。
プロですから、あなたの仕事がクライアントからお金をもらうに値するのか常に自問し、研さんを続けてください。

準備書面や訴状は、常に100%だと思うものを提出してください。90%のものでは、その「10%の妥協」がお客さまの運命を変えてしまうことさえあるのです。

弁護士はクライアントの最終防波堤であり命綱ですから、ある意味「超人(スーパーマン)」でないといけません。その責任の重さを楽しみながら、自分の成長を楽しみながら、人の役に立てる喜びを全身で感じ、一流の弁護士を目指してください。

あなたが今日から積み上げる努力は、確実に人を助ける力になります。
その努力を続けていけば、必ず、お客さまの心からの感謝という報酬、そして充実感を得られる、本当に素晴らしい仕事です。
覚悟持って飛び込んでください。

私たちは、あなたの挑戦を、全力でサポートします。

パラリーガルへ向けたメッセージ

ベリーベストはこの15年間で、グループ総勢2000人という従業員数では弁護士業界で1番大きい規模に成長しました。
この成長の大きな原動力は、パラリーガルの皆さんの力です。

私たちがパラリーガルに求めているのは、単なるサポート業務ではありません。
専門家として最前線でクライアントと向き合い、時には弁護士と肩を並べて動く高度な仕事です。

新人のうちはとにかく迷わず、目の前にある仕事に全力で取り組んでください。
全力でやることによって、妥協している人には見えないものが見えてくるはずです。あなたの努力は、必ずクライアントの感謝となって返ってきます。
その積み重ねが、人を助ける力と自らへの誇りになると私たちは確信しています。どうぞ頑張ってください。

サプライズゲスト! 要潤さん登場

浅野代表のあいさつが終わると、司会からサプライズゲストの発表が。ベリーベスト法律事務所のCMにご出演いただている俳優・要潤さんが颯爽と登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こりました。

入所式で新入所員にメッセージを贈る、サプライズゲストの要潤さん

来年で俳優25周年を迎えるという要さん。新人時代の思い出を振り返りながら、仮面ライダーのドラマ撮影で経験した失敗について語ってくださいました。十分な準備をせずに臨んだシーンがすべてカットされるという厳しい経験から、「どんな小さなシーンでも最大限に自分で考えられることを用意していかないと、プロとしては認めてもらえない」ということを学んだとのこと。そして、要さんから熱く語られたのは「失敗こそ宝物」という言葉です。挫折や失敗を恐れず、それを糧に成長することの大切さを伝えてくださいました。これから多くの経験を積んでいく新入所員の皆さんにとって、背中を押される力強いメッセージとなったことでしょう。

過去と現在を語った心に残るトークセッション

続いて、トークセッションのコーナーへ。浅野代表、萩原代表、そして要さんの3人が、それぞれの経験を語り合いました。

浅野代表・萩原代表・要さんのトークセッションの様子

トークセッションでは、新人時代の志や、CMのキャッチコピー「ベストを超えろ」にちなんで、ベストを超えるために挑戦していることなどについて率直な言葉が交わされました。

浅野代表は裁判に強い国際弁護士を目指していた若き日の姿を振り返り、「事務所で裁判になりそうな事件があれば積極的に手を挙げていた」と当時の熱意を語りました。
そして、現在はワールドトレードセンター東京・大阪の運営ライセンスを取得し、国際的な企業法務に挑戦していることを紹介。「グローバルな視点を持ちながら、日々新しいことに挑戦し、皆がワクワクするような仕事の開拓をする」という言葉から、初心を忘れずに今まで努力し続けてきた代表の実直さを垣間見ることができました。

トークセッションで岩手時代の自身の体験談を語る萩原代表の様子

萩原代表は、弁護士としての多様な経験を求めて地方に移り、幅広い事件に取り組んできた自身の経歴を紹介。岩手時代の当番弁護士の案件で、少年事件を受任して、その身柄解放のために奔走した体験談を語りました。

本件では、逮捕段階から検察官や裁判官に意見を述べるなど、積極的な弁護活動を行い、勾留決定が出された後もあきらめずに準抗告の申し立てをした結果、準抗告が認められ、少年の身柄が解放されることとなりました。深夜に警察署に向かい、少年の釈放を見届けたときの喜びを語る萩原代表の表情からは、弁護士として人の人生に関わることの重みと喜びが伝わってきました。
「あの経験が自信につながりました。権力と向き合うときには、正しいと思うことを貫き、決して負けない気持ちを持ち続けることが大切だと学びました。」と語る萩原代表の言葉に、会場からは深くうなずく姿が見られました。弱い立場の人々を守るという弁護士としての使命が、このひとつのエピソードに凝縮されているようでした。

要さんは、日本とアメリカを行き来しながら、ロサンゼルスの演技学校に通い、世界各国の俳優志望者と切磋琢磨し、演技の幅を広げているという近況を語られました。要さんが尊敬する先輩俳優にいただいたという言葉、「人生は一瞬、勉強は一生」を体現するような行動に、会場にいる誰しもが感銘を受けたことでしょう。

トークセッションで自身の近況を語る要さんの様子

希望に満ちた表情で記念撮影

トークセッションと新入所員から要さんへの質問コーナーが終了した後、全体での記念撮影が行われました。大きなスクリーンを背景に、159名の新入所員の皆さんと代表の2人、要さんが一堂に会した記念写真は、お客さまのためにベストを尽くす固い決意とこれからの門出を祝う喜びに満ちていました。

2025年度入所式での記念撮影の様子

撮影後は、懇親会会場へ。式の最中は終始緊張の面持ちだった新入所員の皆さんも、懇親会では少しずつ打ち解けたようです。入所式での要さんのサプライズ登場について「内心かなりテンションが上がりました! かっこよかったです!」といった感想も聞かれました。日本を代表する俳優から、直接激励の言葉をもらえたことで、特別な入所式になったようです。

入所式後に行われた懇親会での様子

新入所員の皆さん、この度はご入所、誠におめでとうございます。
皆さんが弁護士・パラリーガルとして成長し、それぞれの分野で活躍していく姿を、ベリーベスト法律事務所の仲間として、心より応援しています。

2025年度 ベリーベスト法律事務所 入所式

■開催日程
令和7年4月3日(木)
■会場
ホテルオークラ東京
■ベリーベスト法律事務所参加者
・代表弁護士
浅野 健太郎、萩原 達也
・2025年度新入所員の皆さん
■スペシャルゲスト
要 潤(ベリーベスト法律事務所CM出演中)

当日の様子

説明会情報

ベリーベストでは事務所説明会を随時開催しております。説明会では、先輩弁護士への質疑応答や懇親会(ご希望の方のみ)などをおこなっています。選考をご希望の方はもちろん、まずは話を聞いてみたいという方も、お気軽にご参加くださいませ。

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