【会社員時代】
私は、大学卒業後、会社員として11年間勤務していた経験があり、その間、複数の現場部門、総務・庶務、介護事業の立ち上げ、施設管理者など様々な部署を経験するとともに、“何でも屋”の末端従業員から中間管理職として組織を構築することまで経験しました。
末端従業員の立場ではその平成初期から中期という時代には色濃く残っていた様々な組織の不条理を目の当たりにし、また、中間管理職という経営者側のポジションにおいては、日々、限りある経営資源の中での組織構築の難しさに悩まされるとともに、労働法規から行政法規にいたる様々な法規制が敷かれていることに気が付かされました。
疑問解消や必要な法規制の理解のためにまずは社会保険労務士を取得もしましたが、法律の勉強をしている中で、労働者であれ、経営者であれ、さらに具体的に人の手助けになれる能力を身に着けたいと思い、弁護士を目指しました。
【弁護士になって】
弁護士になって12年が経過しようとしていますが、労働問題に限らず、企業間紛争や離婚を初めとした人間関係のトラブル、相続問題、交通事故など多種多様の民事事件に携わり、解決をしてきました。
また、5年間、上場を目指していた会社の監査役としても携わる機会があり、そこでは、会社が致命的なミスを冒さないよう、危険な過ちを繰り返さないよう、労務を含めた事業上のリスク対応について弁護士という知見を活かして経営陣らに対して厳しい指摘や具体的な助言をしてまいりました。
このように末端の従業員から中間管理職として会社員としての辛酸を嘗め、また、監査役として培った様々な会社でのリアルな危機対応をしてきた経験も含め、10年以上にわたる弁護士としての知見と経験を織り交ぜた法律サービスそして適切な解決の視点・方法を提供できるものと自負しております。