社会人キャリアのほぼ全てが、投資会社における株式投資家としての業務でした。
顧客から委託を受けた多額の資金を、株式市場で運用する責任者として、多くの業界、企業を調査しました。
そして株主として、多くの企業経営者と経営戦略やコーポレートガバナンスについて議論をしました。
こうした業務をする傍ら、更に知見を広げるため司法試験を受験しました。
法律とは全く縁のない人生を送ってきた私にとって、法律はとても新鮮な分野であり、人や物事の見方が大いに養われました。
司法試験合格後も変わらず投資家としての業務に従事していましたが、それは自己が選択した職業を全うしたかったからです。
そして弁護士に転身したのは、弁護士という仕事が、社会人経験のみならず人生経験の全てが活かせる仕事だからです。
これまで培った全ての知見を活かして人の人生に向き合う仕事を、一生の仕事として続けられることに大きな魅力を感じました。
様々な問題を抱えてお困りの個人や企業の皆様に対して、単なる法的アドバイスを越えた支援をしていくことが目標であり、それでこそ弁護士へと転身した意義があると考えています。
初心を忘れることなく、弁護士という新たに選択した職業も全うしていく所存です。