弁護士登録をする以前は、ミャンマーやタイといった東南アジアの国々に長期滞在して、研究活動等に従事しておりました。
日本社会とは、しばしば常識からして全く異なる社会の中で「外国人」として生活することは、多くの刺激があって楽しくもある一方で、様々な問題や気苦労に日常的に直面し続ける経験でもあります。そのように異国の社会で困りごとを抱えていた私を助けてくれたのは、多くの場合において、その国の法律やルールに精通した現地の方々でした。
こうした経験をしたことから、私自身も日本のルールである法律に精通することで、この社会の中で困っている人々を手助けしたいと考え、一念発起して弁護士となりました。
もともと私は、法律とは全く関係のない分野におりましたし、長く法律知識ゼロの状態で生きてきましたから、一般の方々がたまたま法的なトラブルに巻き込まれてしまった際に、ご不安になるお気持ちは大変よくわかります。
そもそも自分に降りかかった問題が法律に関わるものであるのかどうかすらよくわからず、弁護士に相談しようにも、上手に説明できる自信がなくて気後れしてしまう、ということも、人によってはあるかもしれません。
しかし、そのように「弱っている」状態にある方々にこそ丁寧に寄り添って、親身に問題解決のお手伝いをすることが弁護士の仕事であると、私は考えています。
どうぞご遠慮なく、お困りごとを相談にいらしてください。