2015年、国連によって持続可能な開発目標(SDGs)として17項目が策定されましたが、その8番目に「すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワーク(=decent work:働きがいのある人間らしい仕事)を推進する」という目標が掲げられました。
急速に少子高齢化社会を迎え、労働力の減少に直面している日本では、これまでと同じ取り組みでは目標は簡単には達成できないだろうと感じます。
事実、外国人観光客や在日外国人は年々増加し、コンビニや飲食店等のサービス業、建設現場、工場や介護施設に至るまで、外国人労働者を見掛けない日はないほどですし、彼らに頼らなければ働き手が不足し、経済活動が成り立たなくなりつつある今、外国人材の受入れは非常に重要です。
私は行政書士として中部をはじめ、地方で活躍なさる中小企業を経営する事業主の皆様、外国人の皆様、双方の「ディーセント・ワーク」をサポートし、持続可能な「働きがいと経済成長の両立」に寄与して参りたいと考えております。
子どもの頃、種苗会社で野菜の品種改良をしていた父の仕事の関係で、外国人技能実習生と何度も交流させて頂きました。実習生を自宅にお迎えし、母の手料理を囲みながら、英語、中国語、タイ語、スペイン語等が飛び交う賑やかな時を過ごせた事は、私にとって異文化を知り、世界へ視野を広げる事ができた貴重な体験です。感謝の心で入管業務に携わって参ります。
現在、外国人技能実習制度から育成就労制度への改正や特定技能制度の拡充、在日外国人に対する日本語教育の在り方等、外国人材の受入れについての法改正が続いています。
常に最新情報をリサーチし、目の前のお一人、お一人のご希望をお聞きして、お力になれるよう、全力で取り組んで参ります。