進路に迷っていたときに、高校のOBである弁護士の方の話を聞く機会があり、弁護士が、裁判だけでなくそれ以外でも社会に貢献できたり、影響を与えられる仕事であると知り、法学部への進学を目指すことにしました。
大学では、授業を受けているうちに法学の奥深さに触れました。
気づけば、一つの論点について学者たちがさまざまな解釈を行う法学の面白さや、新たな判例が社会の変化に即して形成されていく意義深さに、のめり込むようになっていました。
課外活動でも、実際に市民の方から法律相談を受けるサークルに所属し、法律に関わっていました。
週末にサークルで公民館などを借り、平均して4~5人の市民の方からご相談を受けていました。
生活に根差した法律問題についてお話をうかがい、貴重な経験をすることができました。
目の前の方が直面している困難を乗り越えるため、あらゆる角度から解決手段を考えていました。
弁護士になって以降も、あの頃の自分に恥じない「一件入魂」の全力投球ができているか?自問自答する日々です。