私が弁護士として仕事を始めたのは平成23年1月であり、場所は宮城県気仙沼市でした。
その年の3月には東日本大震災が発生し、私自身は被災を免れたものの、大災害に直面することになりました。
大災害の中で弁護士として活動する日々は、法律や弁護士には限界があるということを強く実感する毎日でありながら、混乱の中で発生した、多様かつ複雑な事件に向き合う日々でもあり、様々な経験を積むことができました。
弁護士ができることには限界がありますが、一方で、弁護士にしかできないこともたくさんあります。
弁護士に依頼することでスムーズに解決できる問題もたくさんあります。
これまでの経験を活かし、皆様の問題解決をお手伝いしたいと考えています。
仕事をする上で心がけていること
- 「法律事務所」や「弁護士」に対しては、「難しそう」とか、「怖そう」というイメージがあると思います。
そのため、困ったことがあっても、法律事務所に相談に行くにはハードルが高く、また、思い切って法律相談に行っても、なかなかうまく喋ることができなかったり、逆に、喋りすぎてしまうお客様もいます。
だから、私は、法律相談のときには、お客様のお話を「きちんと聞く」ということを、強く心がけています。
ごくシンプルではありますが、それが、私の弁護士としての仕事の中で、特に大事にしていることです。
お話をお聞きしたものの、法律ではどうにもならない問題で、解決のお手伝いをできないこともあります。
そのようなときでも、相談の終わりに、「話を聞いてもらえて、心が楽になった」と言ってもらえることは多く、多少なりともお客様のお役に立てたのだなと、嬉しくなります。
法律の問題は、家族や友人には相談しにくいことも多いです。
だけど、自分だけで抱え込んでしまっては、とても苦しいです。
うまく話せなくても、大丈夫です。
そんなときは、ぜひ、弁護士を頼ってください。