ハイパーテーションとは、天井から床までの間仕切りのことをいいます。天井高まで仕切ることによって、個室空間を確保したり、新たな部屋として利用したりすることができますので、造作壁よりも簡単にオフィス空間をレイアウトすることが可能です。
ただし、空間をハイパーテーションで囲い完全に分断した場合には、消防法上、それぞれが独立した「部屋」とみなされますので、その施工を行う際には消防署への届け出が義務付けられます。また、消防署の指導のもと、それぞれの「部屋」においてスプリンクラーや火災報知器などの設備設置も義務付けられているため注意が必要です。