用語集

住宅完成保証制度とは

住宅完成保証制度とは、新築住宅の建築中に、施工業者の倒産などの理由で建築工事が継続できなくなった場合に、施主が最小限の費用負担で住宅を完成することができるよう保証する制度のことをいいます。
施工業者が倒産してしまえば、着手金や中間金などの返金を受けることができません。また、別の施工業者に建築工事の引き継ぎを依頼したとしても、追加費用が発生することになりますので、途中まで工事が進んでいたとしても、ゼロから工事をスタートするのと同じような費用が生じてしまうおそれがあります。
住宅完成保証制度を利用すれば、施工業者の倒産など万が一の事態が生じたとしたとしても、住宅の完成までサポートしてもらうことが可能です。
なお、住宅完成保証制度の加入は、義務ではありませんので、建築工事を依頼した施工業者が住宅完成保証制度に加入しているかどうかは、事前にチェックするようにしましょう。