若佐 一朗

産休や育休、リモートワークなど、それぞれの生活状況に応じて柔軟に対応してもらえる環境

大矢 麻木Asaki Oya
アソシエイト弁護士 / 69期
名古屋オフィス, # リモートワーク, # 時短勤務, # 子育てとの両立
  • 所属や役職、業務内容はインタビュー当時のものです。
  • 2021年取材。
Q. ベリーベストに入所したきっかけを教えてください。

司法修習が始まってまもなく、ベリーベストに応募しました。幅広い分野の取り扱い実績があることなどに加え、全国に拠点があり、生活状況に応じて柔軟に働くことができるということが、ベリーベストの魅力の一つと感じていました。

内定後、司法修習生として訪れた名古屋オフィスでは、ちょうど所長の品川弁護士が産休に入る直前でした。時短勤務や休暇を活用し、オフィスのリーダーとして信頼を得て働く姿がとても印象に残りました。

ぜひ、私もこんな環境で仕事がしたいと考え、名古屋オフィスへの配属を希望しました。

Q. 入所してから現在まで、どのように仕事とご家庭を両立させていますか。

入所当時は、フルタイムで仕事をしていましたが、結婚・出産をきっかけに、事務所と相談のうえ、時短勤務・リモートワークを取り入れて働くようになりました。

訴訟対応や来客対応などは出勤時にまとめて行い、起案・調査・メール対応・所内打ち合わせ(Zoom会議)等はリモートワーク時に行うようにスケジュールを調整しています。
案件によっては、急な対応が必要なものもありますので、できるだけ余裕をもったスケジュール調整を心がけています。

リモートワークは、事務所のシステム環境や事務局の協力等なくしてはできないことなので、柔軟に対応してもらえている今の環境にとても感謝しています。

よく、仕事と育児の両立は大変でしょう、と言われることがあります。たしかに、子どもの体調不良など突発的な出来事が起こると、スケジュール調整に迫られ、大変だと感じることもあります。ただ、「予定通りには進まない」というのは、育児との両立をしている場合に限らず、弁護士の仕事の常でもありますので、今の状況は、自分にとってよいトレーニングの機会なのかもしれません。さまざまな状況を想定して、柔軟に対応するという能力を高め、弁護士としても、人としても、日々成長していきたいと考えています。

Q. 産休育休や時短勤務などの取得に対して、事務所の理解を得られやすい環境ですか?

私から妊娠の報告をすると、代表弁護士や名古屋オフィスの所長らが面談の機会を設け、働き方について私の意向を丁寧にきいてくれました。事務所には、私と同時期に妊娠・出産を経験した弁護士が何人かいましたが、働き方、休み方はさまざまで、「妊娠した場合はこうしてもらう」などと、事務所から押し付けられることはありませんでした。最近では、男性弁護士が育児休暇を取得しているという話もききました。

ベリーベストは規模が大きいですが、所員同士のつながりが強く、とてもあたたかい雰囲気があります。そのような中で妊娠・出産を経験し、育児と両立しながら仕事が続けられることは、とても恵まれているなと感じています。

Q. 今後の目標やキャリアについて教えてください。

なかなか立ち止まる時間のない毎日ではありますが、生活スタイルがどのように変化しても、常に社会の動きに目を向け、一つ一つの案件に丁寧に向き合い、依頼者とともに問題解決を目指していくという基本姿勢を守り続けたいと思っています。

育児と仕事との両立が特別なことではなく、あたりまえと言われるような社会にするためには、私のような恵まれた環境に置かれた者が、現状に甘えることなく、人から何か助けてもらったら、倍返しをするという意識で仕事にあたることが大事なのではと考えています。

Q. ベリーベストへ入所を考えている先生方へメッセージをお願いします。

ベリーベストには、さまざまな分野につき、経験豊富な弁護士が所属しています。
拠点は全国に広がっていますが、ネットワークシステムが整備されているので、全国どこにいても、弁護士同士で自由にコミュニケーションをとることができます。

私は現在、上記のように限定的な働き方を選択していますが、日々、経験豊富な弁護士と交流し、意見交換できることは、何よりの財産だと考えています。

新たに入所される先生方とも、直接またはリモートにてお会いできること、心より楽しみにしています。