中学1年生のとき、自転車に乗っていて交通事故に遭ったことがあります。過失割合は50:50と言える状況だったにもかかわらず、相手が転倒したということで、こちらが一方的に加害者扱いされ、何も主張できずに終わってしまいました。そのときの理不尽な経験が、弁護士を目指すきっかけのひとつになりました。
そのため、直接人の役に立てる個人の案件に携わりたいという思いがあり、個人法務に幅広く取り組むことができるベリーベストを選びました。
また、ある程度大規模な組織の方が、さまざまな価値観を持つ人が集まり、人間関係も良好になりやすいという点や、万が一問題が生じても、環境や仕組みが整備されていることが多いということを、これまでの経験から学んでいたということも理由のひとつです。
入所前は、ベンチャー企業のような勢いのある事務所というイメージを持っていました。
実際に入ってみると、勢いはありますが丁寧な調査や依頼者への真摯な対応など、職人気質な弁護士が多く、まさに“街弁”のような姿勢で業務に取り組んでおり、良い意味で印象が変わりました。一方で、全国のオフィスの事例・知見が共有できるという大規模事務所ならではのメリットもあり、その両立に魅力を感じています。
修習生時代に、大規模な法律事務所に対するネガティブな意見を耳にすることもありましたが、ベリーベストは誠実に弁護士業務に向き合う事務所だったので、他人の言葉をうのみにせず自分の目で確かめることの大切さも実感しました。
入所してから1か月ほど、同期全員で民事や刑事などの導入研修を受けました。配布された資料には事件処理の進め方などが詳しく書かれていて、方針に迷ったときに今でも見返すことがあります。
独り立ちした後も、定期的に勉強会が開催されます。「主任弁護士とは」や「面談に当たる際の心構え」などといった、法律とはまったく異なるテーマの勉強会もあり、第一線で活躍する複数の先生方からさまざまな視点で話を聞くことができます。本には載っていない実践的な内容ばかりなので、自分に合ったスタイルを見つけるうえでも、とても参考になっています。
依頼者の不安や不満の多くは、「連絡がないこと」「今どんな状況かわからないこと」に起因しているとよく聞くので、その点は気を付けています。
「今こういうことをしています」「次はこう進めていきます」「その見通しはこうです」と、逐一説明し、コミュニケーションを密に取り、依頼者と弁護士が2人で1つの事件を扱っているのだということを念頭に置いて進めるようにしています。
案件の内容によって、裁判で勝ったり負けたりは出てきますし、どうにもできない段階で相談をいただくこともあるのですが、誠実に向き合って、依頼してよかったと思っていただけるような弁護士になりたいと思います。
就職活動のとき、執務条件が明示されていない事務所や、自分に裁量を持たせてもらえない事務所は避けたいと考えていました。ベリーベストはそうした心配はまったくなく、早くから多くの経験を積んで成長でき、成果に応じた報酬がきちんと得られる環境です。
2〜3年目の弁護士は、業界では若手という扱いですが、ベリーベストではすでに一人前の弁護士として、案件の方向性も全部自分で決められるようになります。
また、個人法務も企業法務も、分野問わず相談を受け付けており、展開している拠点数も全国1位の規模(2025年8月現在)となります。弁護士として幅広く経験を積みたい方には、ぜひおすすめしたい事務所です。