常位胎盤早期剝離

常位胎盤早期剝離は、妊娠中に予定よりも早く子宮から胎盤が剥がれてしまうことをいいます。この状態に陥ると、おなかの赤ちゃんが十分な酸素や栄養を受け取れなくなったり、後遺障害や死亡といった結果を招いたりすることもあります。発症リスクを高める事柄としては、交通事故などによる腹部外傷、喫煙、妊娠高血圧症候群などがあげられます。常位胎盤早期剝離は母子の命にかかわる問題であるため、早めに気付いて対処することが大切です。