中国人弁護士(律師)コラム

中国民事訴訟100問答(その19)

Q19:第三者の訴訟参加は可能でしょうか。

A19:「民訴法」第56条によると、訴訟当事者の訴訟目的物につき、第三者が独立請求権を有すると認めた場合、当該第三者が起訴する権利を有します。
また、第三者が独立請求権を有しないが、事件の処理結果と法律上の利害関係有する場合、当該第三者が訴訟参加を申請することができます。
したがって、第三者が請求権、法律上の利害関係により、訴訟提起または訴訟参加をすることができます。

・第三者による訴訟参加
・独立請求権を有する第三者は人民法院に対し、訴訟請求、事実関係及び理由を提出し、当事者になれます。
・独立請求権を有しない第三者は、人民法院に対し、申請を提出し、訴訟に参加することができます。
・独立請求権を有しない第三者の場合、人民法院により通知され、訴訟に参加することもできます。

また、第三者が本人の責めに帰すことができない事由により訴訟に参加しなかったが既に発効した判決、裁定、調解書の内容が間違っており、その民事権益が損害されたことを証明する証拠がある場合、その民事権益が損害されたことを知った日または知るべき日から6ヶ月以内に、当該判決、裁定、調解書を発行した人民法院に起訴することができます。

注意点

民事責任を負うと判決された独立請求権を有しない第三者は、当事者としての訴訟上の権利及び義務を有し、上訴を提起することができます。
但し、当該第三者は一審中、事件の管轄権に対して異議を提出し、訴訟請求を放棄または変更し、或いは訴訟を取り下げる権利を有しません。

重要関係司法解釈

「最高人民法院の『民事訴訟法』の適用の若干問題に関する意見」(1992年7月14日施行、法発[92]22号)第2章(訴訟参加人)