近藤 麻紀

客観的な視点から問題を把握することが重要

先輩インタビュー

近藤 麻紀

Maki Kondo

パートナー弁護士

52期

ベリーベストに入所する前はどのような仕事をしていましたか?

弁護士としてのスタートは、人事・労務系を専門とする法律事務所

私が弁護士登録後、最初に入所した法律事務所では、主に使用者側からの人事・労務分野に関する相談・交渉や裁判対応をしていました。

人事・労務分野を専門とするいわゆるブティック型の法律事務所でしたので、人事・労務という分野の中でも多様かつ最新の分野の案件に取り組む機会に恵まれ、専門事務所ならではの醍醐味を実感することができました。

東京都総務局総務部法務課では、主に東京都が当事者となる民事訴訟・行政訴訟について、東京都の指定代理人として裁判対応をしていました。

東京都という巨大組織の一職員という立場で、担当局の職員と調整しつつ、都政にかかわる案件の解決のために奮闘したことは、法律事務所ではできない貴重な経験であり、やりがいを実感することができました。

転職理由を教えてください

経験を活かしつつ、新たな領域にも挑戦できる環境が魅力

前職の法律事務所では人事・労務分野の案件を中心に担当し、東京都総務局総務部法務課では訴訟案件を中心にいろいろな分野の案件を担当し、貴重な経験を積むことができたと思いますので、次は、これまでの経験を踏まえ、人事・労務分野の案件を中心に、人事・労務分野以外の企業法務案件や一般民事案件も幅広く経験してみたいと思っていました。

法律事務所には、専門分野に特化した法律事務所、企業法務案件中心の法律事務所、一般民事案件中心の法律事務所も含めて色々なタイプの法律事務所があり、それぞれ異なった魅力があると思いますが、ベリーベスト法律事務所は、企業法務・一般民事を含む色々な分野の案件に力を入れているだけでなく、新しい分野の開拓にも積極的に取り組んでいるとのことでしたので、これまでの経験を活かしつつ、新たな領域にも挑戦できるチャンスがあるのではないかと思い、ベリーベスト法律事務所に入所することを決めました。

入所後のベリーベストの印象はいかがでしたか?

様々な分野の専門家が在籍しているので色々な分野を経験できる機会がある

弁護士を含む所員の人数が多いということもあるかもしれませんが、活気があり、新しい分野を積極的に開拓していく勢いのある法律事務所だと感じました。

また、得意分野が異なる弁護士、海外の資格を持つ弁護士、他の士業(税理士、社会保険労務士、弁理士、司法書士など)も在籍していますので、国内外問わず、色々な分野の案件を経験する機会に恵まれていると思います。

現在の仕事内容とやりがいを教えてください

双方にしこりを残さないよう使命感を抱いて案件にあたっている

私が主に担当しているのは企業法務や労働関連の案件です。

企業や労働関連の法律はほぼ毎年のように改正され、これまでと違った判断を示す裁判例も出ていますし、とりまく環境や使用者側・労働者側の意識も時代と共に変化してきています。

加えて、昨今は一般の方々も起業しやすい状況になってきています。それに伴って生じるのが、労使の問題。特にベンチャー企業では、会社の成長に法務の整備が追い付いていないケースもあり、それがもとで給与や労働時間等のとらえ方が、労働基準法とかけ離れていることも珍しくないのです。ブラック企業もないとはいいませんが、実際は使用者側の認識不足が原因で、示談や和解で解決することが大半です。

もっとも、それ以降も労使関係が続く場合など、しこりの残らないような形で答えを出すのは決して簡単ではありませんが、私にとってはやりがいのある仕事であり、使命感を抱いて案件にあたっています。

仕事をするうえで心がけていること(ポリシー)を教えてください

相手側の声にも耳を傾け、事案そのものを客観視する

問題となっている状況を客観的な視点から把握するようにするように心がけています。

弁護士は依頼者のために仕事をするので、依頼者の視点から状況を把握することが多くなりますが、適切な解決のためには、問題となっている状況の背景事情や相手方の言い分も視野に入れた客観的な視点から状況を把握する必要があると思っています。

企業からの相談においては、紛争や商標権、建物や土地の賃貸借契約、債権回収を含む幅広い領域の案件が寄せられます。もちろん、ご依頼者様の側に立ってはいるのですが、中でも、紛争に関しては、相手側の声にも耳を傾け、事案そのものを客観視することも大切です。

それによって、双方の食い違っている部分を近づけていけますし、最も理想的な答えを導き出すには欠かせないものと思います。

その他、紛争ではありませんが、このところ目立っているM&A(企業の合併買収)でも双方の歩み寄りが鍵となるので、同様に互いの声を聞くことが必要です。

今後、ベリーベスト法律事務所はどのような事務所になっていくと感じていますか?

国内のみならず、海外の案件に関わる機会も増えるだろう

企業の海外進出や海外の取引先との契約等に関するご依頼や、提携している海外の現地法律事務所と仕事をする機会もありますので、今後は、海外進出や国際取引に係る案件や、海外の依頼者に係る案件に携わる機会も増えていくのではないかと感じています。