大学卒業後は、宅建士・管理業務主任者・経営不動産賃貸管理士等として地方にて中小企業や個人の不動産・相続・税務等に関する業務に携わっておりました。不況期に前記分野から知財・労務・事業継承までジャンルを問わず様々な問題に直面した経験から、中小企業や個人の皆様のお悩みに耳を傾け、寄り添えるような法曹を目指しております。
不動産や相続、さらに企業経営は、純然たる法律問題だけではなく「税務が心配…」「結局、奥さまやお子さんにいくら資産が残せるのか…」「事業を継いでくれる人がいない…」「事業形態を改めたいが、株主の納得が得られない…」など、複合的な悩みを抱えておられる方が多いと思います。専門家に相談したけれども、法的な形式的な助言しかしてくれなかった、口には出せない本当の関心事に気づいてくれなかった、知らない分野についてあまり考えてくれなかった、気兼ねしてしまった…そんな思いをされた方もいらっしゃるかと思います。
私自身もつい先ごろまで皆さまと同じく、弁護士先生に相談する立場でした。もどかしい思いをすることもありました。
個人の不動産・相続にせよ、中小企業経営にせよ、1つとして同じ悩みはありません。オーダーメイドの靴を作るときに、必要なのはしっかりしたきめ細かな採寸と、目標の共有と、コミュニケーションです。
単に目の前のご相談にお応えするだけでなく、そうした隠れた問題・ご関心まで率直に話し合い、経営や資産維持といったトータルな視点で考え、解決策を提案して参りたいと考えております。