和解実績

自動車製造工場でアスベストにばく露した被災者について、国との和解成立

自動車製造工場で勤務中にアスベストにばく露したことが原因で、中皮腫を発病した被災者と国との間で、和解が成立しました。

被災者は、自動車製造工場の製造ラインで作業を行っており、その際にアスベストにばく露しました。

被災者は、病院で組織検査を行ったところ、悪性胸膜中皮腫という診断を受けベリーベスト法律事務所にご連絡をいただきました。

国が責任を認めているのは、局所排気装置を設置すべき石綿工場内において石綿粉じんにばく露する作業に従事した場合なのですが、一般的には、製造ライン上での作業はアスベストの発生源が一定ではないともいえるため、局所排気装置を設置することによって石綿粉じんにばく露することを相当程度防ぐことができなかった可能性もあります。そのため、裁判では、被災者の詳細な作業内容を明らかにするよう国から求められました。これに対し、当時の作業内容を調査し、局所排気装置を設置することによって石綿粉じんのばく露を相当程度防ぐことができたことを具体的かつ詳細に主張立証していきました。

結果として、総額1265万円及び遅延損害金で和解を成立させることができました。

全国対応可能です

ご相談は無料です。
まずはお話を聞かせてください。

アスベスト被害に関するご相談は無料です。
まずはお話を聞かせてください。

ご相談ください

電話のみの相談も承っております。

外出が困難な方・新型コロナウイルス感染への不安で外出を控えている方も、まずはお気軽にご連絡ください。

関連する情報