バングラデシュの経済情報と政府方針

注目される投資先、バングラデシュの経済動向
仕事をするバングラデシュ女性

まだまだ開発国であるバングラデシュの経済状況はこの数年急速に変化しています。

現地進出には欠かせないインフラや電力事情は政府が策定した計画や他機関からの援助と密接に関係し、経済状況にも大きな影響を与えています。経済急成長の概要と今後の動向を知って頂くことは最も重要なファクターの一つです。

バングラデシュ独立までの略歴

バングラデシュは第二次大戦後、英領インド帝国の独立の際に宗教上の違いから、ヒンドゥー教地域はインド、イスラム教地域は、東西に離れたパキスタンとして独立しました。

東西のパキスタンは宗教はイスラム教であっても、言語や政策の違いなどにより、第三次インド・パキスタン戦争後、1971年バングラデシュとして独立が確定しました。

独立後は、アワミ連盟のシェイク・ムジブル・ラフマンが初代首相に就任した。このバングラデシュという国名は、現地語であるベンガル語でバングラ(ベンガル人)、デシュ(国)という意味から来ており「ベンガル人の国」を意味しています。

バングラデシュの政治動向

バングラデシュは1991年の民主化以降、アワミ連盟(Awami League)とバングラデシュ民主主義党(Bangladesh Nationalist Party)が、ほぼ交互に政権を担っています。現政権与党であるアワミ連盟とそれに対する最大与党のバングラデシュ民主主義党は長い間、対立を続けており、この状況が原因で政治情勢が不安定と言われ、実際には当時の野党側が、長期間にわたる議会ボイコット、議員辞職、街頭デモ、ホルタル(ストライキ)を引き起こし国民生活及び経済活動に影響を与えています。

現在は、政策的に大きな違いは見られないものの、心情的、権力への固執などで混乱を引き起こし、繰り返されている状況です。この政治の混乱に比較して経済状況は以前として右肩上がりで急成長を続けており、潜在的な経済力はまだまだ衰えるところがない力強さを持っています。

近年の経済動向

バングラデシュの実質GDP成長率は、近年高水準を維持しており2011/12年は6.7%を値しました。

特にインフラ、サービス分野での伸びは著しく急成長を続けています。この他にも原動力となっているのは、欧米やアジアに対しての衣料品輸出の増加や出稼ぎ労働者からの海外送金の流入量増加も内需を拡大しています。特に衣料品はこの数年で、中国での委託生産率を引き下げ、バングラデシュへと移行する動きが活発で、日本の大手企業も数年前に現地向け衣料品を企画・生産・販売のため合弁会社を設立して既に稼働しています。

今後も、この状況は続くとされ、世界中からのバングラデシュへの投資額は増加すると言われています。その大きな要因として、増え続ける人口と労働力、その労働力の安さが魅力となり、生産拠点がシフトさせる企業もう増えることでしょう。

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